胃腸は生命活動を支える大切な臓腑。シクシク胃が痛む人におすすめのレシピは?/疲れた日の漢方ごはん

マンガ

公開日:2025/5/17

 「毎日忙しく、自分のことには構っていられない」「なんとなく体調が悪いけど、病院に行くほどじゃない」疲れや不調を引きずっていても、仕事や家事、育児などで忙しく対処できないという人は多いのではないのでしょうか。

 そんな「なんとなく不調」の体を、毎日の食事でやさしくいたわるのが、東洋医学に基づいた食養生。身近な食材で簡単に作れるメニューを毎日の食事に取り入れるだけでいいんです。

 体を健やかにし、バランスを整える食事を、かわいい猫たちが登場する漫画で楽しく紹介した『いちばんやさしいおうち食養生 疲れた日の漢方ごはん』。日々頑張って疲れている人こそ知ってほしい、お手軽漢方ごはんのレシピとセルフケアのポイントをお届けします。

※本記事は『いちばんやさしいおうち食養生 疲れた日の漢方ごはん』(田中友也(鍼灸師、国際中医薬膳管理師):監修、In.S_そーい:漫画/KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました

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頑張り屋さんは要注意! 胃腸のトラブルのお話

胃腸は食事の栄養から「気(エネルギー)」を生み出し、生命活動の基礎を支える、体の中でもひときわ大切にしたい臓腑。
胃の不調は原因からいくつかの種類に分けられますが、自分の不調がどのタイプにあたるのかを知って、タイプ別に対策するのがポイントになります。

慢性タイプ

慢性的に胃腸が弱い人は、疲れた時や体に負担がかかると胃痛が起きます。痛み方にも特徴があり、シクシク痛む、手を置いたりさすったりして温めたりすると楽になるといったものがあります。
このタイプの方は、米、かぼちゃ、じゃがいも、とうもろこし、キャベツ、りんごなどをよく摂るようにするといいでしょう。
食事の際は薄味のものをよく噛んで、腹八分目にすることを心がけましょう。
また溜まった疲れや睡眠不足は早めに解消するようにしましょうね。

おすすめレシピ

やまいもたっぷり青じそつくね

材料(1人前)
鶏ひき肉…100g
やまいも…100g
大葉…5枚
酒…小1
塩・こしょう…少々
油…適量
大根おろし…適量
ポン酢…適量

作り方
1 やまいもと大葉は粗めのみじん切りにする。
2 ボウルに鶏ひき肉、酒、塩、こしょうを入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。
3 やまいもと大葉を入れよく混ぜ合わせる。
4 フライパンを熱して油をひき、スプーンで形を整えながら中火で焼く。
5 焼き色がついたら、蓋をして火が通るまで蒸し焼きする。
6 焼き上がったらポン酢と大根おろしを添えて完成。

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