卵はお弁当のスター的な存在! メインもはれるスゴい活用法を伝授!/昼12時のお弁当研究所
公開日:2025/6/3

※以下は、上記ページのテキスト部分の抜粋になります。
卵焼き、どの甘じょっぱさがベスト?
お弁当時間の中で「いつ食べよう?」と楽しみになる甘じょっぱい卵焼き。
「甘さ」と「しょっぱさ」の比率、どれがベストか食べ比べてみた。
|材料 5日分|
卵…4個
水…大さじ4
|作り方|
①ボウルに卵を割り、卵黄をつぶし、箸先をつけて50回混ぜ、水とA〜Dの調味料を加えてよく混ぜる。
②卵焼き器に、ペーパーで油(適量)を塗り、中火で3分熱する。
③卵液の⅔量を広げ、周りが固まってきたらゴムベラで大きく20〜30回混ぜる。半熟のスクランブル状にし、すぐに向こう半分に寄せる。
➃手前にペーパーで油を塗り、残りを入れる。奥の卵の下に何度も卵液を行きわたらせる。
⑤卵液の表面が少し乾くまで焼き、ゴムベラで手前にパタンと2つ折りにする。
⑥両面と縁を30秒ほど軽く焼き固め、ホイルに包んで形を整える。
A
砂糖…大さじ3
しょうゆ…小さじ2
甘みがどーんとフルボディ。食べ終わったあとも「甘い」が残り続ける。もはやデザートになりそうな勢い。
B
砂糖…大さじ2
しょうゆ…小さじ2
Aに比べて塩気を感じる。焼き目の香ばしさや、だし感すらある。「甘じょっぱい」という言葉にいちばん近い味。
C
砂糖…大さじ1
しょうゆ…小さじ2
Bに比べてニュートラルな甘さと塩気。ほどよいインパクトで、どんなおかずにも合いそう。
D
砂糖…小さじ1
塩…小さじ¼
いちばん軽やか。見た目もボリュームがなくやや痩せている印象。卵の味が素朴で、抜け感がある。
結果 B 砂糖…大さじ2+しょうゆ…小さじ2
意見は分かれたが、「甘さ」と「しょっぱさ」がそれぞれ自立している味として、Bをベストとした。しょっぱいお弁当の中でこそ輝くこの甘み、食べる人の歴史を大きく反映するため、好みの差が激しい。Aを選んだ人からは「おばあちゃんの卵焼きはこれ」という懐かしさを重ねた声も。関西出身の、だし巻き派の人はCを選んでいた。
Data
保存→A〜Dまですべて、ホイルに包んで冷蔵庫で1週間保存可。ホイルは空気と湿気、においを遮断してくれる。
テツローさんの人柄一句
マウントを とられたことに 気づかない