【◯✕問題】七五三の3歳のお祝いは、元々「髪置き(かみおき)の儀」というしきたりだった?/コミュニケーションマナー検定 問題㉙

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公開日:2025/6/20

コミュニケーション力やマナー知識を確認してみましょう!

コロナ以降、コミュニケーション力が低下したと言われますが、日頃の人との接し方やあなたのコミュニケーション力、そしてマナー知識をこの機会にブラッシュアップしてみませんか!

コミュニケーション力と、日本人として知っておきたいマナーの知識について、日本マナー・プロトコール協会が実施している「コミュニケーションマナー検定」から毎日1問ずつ出題します。
どの程度正解できるか、ぜひチャレンジしてみましょう。

以下の問題が適切なら〇、不適切なら✕を選んでください。

【問題29】
七五三の3歳のお祝いは、それまで切ったり剃ったりしていた髪を伸ばして結い直す「髪置き(かみおき)の儀」というしきたりだった。

解説

正解は〇です。昔は子どもの死亡率が高かったため、7歳までの子どもは“神様から預かっている”と考え、節目の年齢を迎えられたことを喜ぶとともに、すこやかな成長を願う儀式が行われていました。現在の七五三は、子どもの成長を祈るいくつかのしきたりが融合したもので、由来は以下の通りです。
3歳:それまで切ったり剃ったりしていた髪を伸ばして結い直す「髪置きの儀」
5歳:初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)の儀」
7歳:初めて大人用の帯を締める「帯解き(おびとき)の儀」
このように、人生の節目のしきたりは、時代とともに変化しながら今日に受け継がれています。

「コミュニケーションマナー検定」とは

社会は、異なる世代や多様な価値観を持つ人々によって成り立っています。相手と良い交流を育むために、常に考え、自分なりの方法を見つけることが大切です。そのために必要な知識とスキルを身につけるための第一歩が、「コミュニケーションマナー検定」(通称:コミマ)です。

■試験概要

・問題構成  : 選択問題(10問)+正誤問題(50問)

・受験方式  : Web解答(個人受験)、マークシート(団体受験)

・試験時間  : 45分

・検定料   : 3,300円(税込) ※5月30日は 2,300円

・検定テキスト: 1,320円(税込) A4フルカラー(ワークブック付)
        ※Amazon Kindle版は1,250円(税込)

<第30回に続く>

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