GENICの増子敦貴、ロンドンで見つけた新境地とは?「自分なんてまだまだ。もっと挑戦できるじゃんって」3rd写真集が重版出来!【インタビュー】

文芸・カルチャー

公開日:2025/6/17

自分はこんなにちっぽけだったんだ、と感じた

——写真集のタイトルは「Liberty=自由」。この言葉に込められた意味とは?

増子:ロンドンで見かけたデパートの名前がきっかけですが、発音がキレイだし、言葉自体にキュートさもあって。ロンドンに行ったら僕のことを知ってる人はほぼいなくて、悩んでいたことを含め、自分はこんなにちっぽけだったんだって感じたんですよ。世界は広くて、誰も自分の失敗なんて見ていない。だから、“自分なんてまだまだ。もっと挑戦できるじゃん!”ってすごく元気づけられたんですよね。

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 もちろん、これまで過ごした日々も間違いなく楽しかったと思えるし、これから先もずっとLibertyでいたい。そんな想いを込めてタイトルを決めました。

——本当に素晴らしい旅だったのですね。次に行きたい場所はありますか?

増子:ハワイとかバリ島には行ってみたくて。ヨーロッパなら、ポルトガル、スペイン、スイス、ギリシャ…。いちばん行きたいのはデンマーク。カラフルな家があって、港もキレイだし、写真だけを見ても街の風景に癒されたので、行ってみたいなと。次の目標ですね。

——街の風景を見て回るのも好きなんですね。

増子:好きです。ロンドンでも、朝起きて街に出かけ、劇場へ行く前に公園でゆっくりと過ごしたりして。地元の人たちも通ったことがないんじゃないかと思うような路地裏を通ってみたりとか。

——さすがは好奇心旺盛ですね。16歳で芸能界デビューされてから、今年で10年目。芸能の仕事を続ける上で、どんなことがモチベーションになっていますか。

増子:まだまだできないことがたくさんあるし、程遠いところにあるコンプリートを目指しているだけなんです。ゲームも全クリアまで頑張るほうだし、失敗してもまたコンティニューできると思うから、まだまだ旅の途中です。

 ゴールデンタイムのドラマに出たいとか、ライブでこれだけのキャパを埋めたいとか、噴水の演出をしてみたいとか…。そういう一つ一つの目標が、増子敦貴という人生ゲームの中で重ねるミッション。楽しみながら続けていきたいですね。

取材・文=吉田あき 撮影=西村康

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