爪を切らないとどうなる? 人間の爪の最長記録は?/理科のナゾトク図鑑
公開日:2025/7/1
理科はなんだか大変そう…… そんなお子様に!
理科の面白さを二つの部門に分けて紹介! 「ナゾトク」のページでは身近なナゾやギモンを解明。「かしこくなる研究所」のページでは、最新科学や宇宙の神秘を紹介。実験コーナーで「やってみたい!」の気持ちを育みます。知識も増えて、科学的思考力もアップする一冊です。
身の回りの当たり前について、理科の視点から見直してみませんか?
※本記事は『ワクワク学んでかしこくなる 理科のナゾトク図鑑』(辻 健:監修/TAC出版)から一部抜粋・編集しました


※以下は、上記ページのテキスト部分の抜粋になります。
爪は一生伸び続けるの? 毎日0.1㎜伸びるひみつとは?
爪は根元から伸びます。爪の根元にある「爪母」という細胞が分裂してふえ、それが少しずつ、今ある古い爪を押すことで伸びていきます。成分は髪の毛や皮膚と同じたんぱく質です。指を使っているうちに爪はすり減るので、それを補うために伸びます。爪が伸びる速さは1日約0.1㎜。新陳代謝の活発な夏のほうが冬よりも伸びるのが早かったり、新陳代謝の活発な子どものほうが大人よりも伸びるのが早かったりします。
手の爪の世界最長記録には、親指の爪が2m 近く伸びた記録があります。