流れ星はたった数センチの粒! 飛んできた流れ星はどこに落ちる?/理科のナゾトク図鑑
公開日:2025/7/4
理科はなんだか大変そう…… そんなお子様に!
理科の面白さを二つの部門に分けて紹介! 「ナゾトク」のページでは身近なナゾやギモンを解明。「かしこくなる研究所」のページでは、最新科学や宇宙の神秘を紹介。実験コーナーで「やってみたい!」の気持ちを育みます。知識も増えて、科学的思考力もアップする一冊です。
身の回りの当たり前について、理科の視点から見直してみませんか?
※本記事は『ワクワク学んでかしこくなる 理科のナゾトク図鑑』(辻 健:監修/TAC出版)から一部抜粋・編集しました


※以下は、上記ページのテキスト部分の抜粋になります。
流れ星は秒速40mで飛んでいる!? 流れ星はどこへ行くの?
飛んできた流れ星はどこに落ちたのでしょう? 実は、地球を取りまく大気中で燃えつきてしまい、流れ星しはどこにも落ちていないのです。
流れ星の正体は、彗星の砂粒やチリ。彗星は太陽系にある、数㎞~ 数十㎞ほどの小さな天体です。砂粒の大きさは約1㎜~ 数㎝です。この砂粒が猛スピード(平均で秒速約40m)で地球の大気に突入すると、大気にぶつかる衝撃で光を出して飛ぶのです。
隕石は、流れ星とはちがって、燃えつきずに、地球に落下した小惑星のかけらだと考えられています。