贅沢すぎると話題!太美工芸の“職人技ステッカー”が同梱された雑誌『デザインのひきだし55』発売中
公開日:2025/7/4
太美工芸株式会社が掲載されている、グラフィック社編集部編 『デザインのひきだし55』が現在発売中。同誌には付録として、太美工芸のスクリーン印刷技術が凝縮された特製両面ステッカーが同梱されている。

五感に訴えかけるスクリーン印刷の魅力『デザインのひきだし55』
今回の『デザインのひきだし55』の特集企画は、スクリーン印刷とリソグラフ。一般的な印刷方法では再現が難しい色の表現、凹凸、輝き、質感、香りなど、五感を使ってスクリーン印刷の魅力を体験できる内容となっている。付録の特製ステッカーも、その真価を伝える逸品。手にとって、めくって、貼ってみることで、そのこだわりを実感できる。
「魂の力作」両面ステッカーに込められた職人技とこだわり
『デザインのひきだし55』の初版限定実物見本として同梱される特製両面ステッカーは、太美工芸の職人技の結晶。透明な素材を活かし、表と裏で異なるデザインが楽しめるだけでなく、パンダが水瓶の奥からこちらを覗いているようなユニークな仕上がりになっている。スクリーン印刷ならではの鮮やかな発色で、11色を使用。透けるべき部分は透け、透けてはならない部分は透けないようにするなど、多色刷りでありながら緻密な技術が光る。
さらに、太美工芸が得意とする屋外使用にも耐えうる耐候性、そして裏写りしない隠蔽性も兼ね備えている。

製作期間1カ月!職人たちが情熱を注いだ1万4000枚のステッカー
この特製ステッカーは総数1万4000枚を製作。印刷だけでも11日間を要しており、製版作業や印刷後の加工、検品作業も含めると、製作期間は約1カ月にもおよぶ。
<製作に携わった職人からのコメント>
■製版チーム/データ・分版担当
「11色の版数を作るのに2日間かかりました。スクリーン印刷としては珍しい挑戦的な色の重なりでしたが、印刷者がスムーズに作業できるよう心がけました」

■工場長/印刷担当
「11日間かけて一枚いちまい魂込めて印刷しました。繊細な色同士の合わせに苦戦したぶん、でき上がったときの感動はひとしおでした。大変でしたが貴重な経験になったと思います」

■印刷チームリーダー/印刷担当
「スクリーン印刷ならではの発色や盛り、繊細さなどすべてが詰まった作品になっています。ぜひ手に取ってご覧になってください」

■加工・検品チームリーダー/加工・検品担当
「史上最大に検品の難易度も高く、時間も要しましたが、そのぶんやりがいや達成感も多い体験となりました。私たちの作品がたくさんの方に届けば幸いです」

職人技の素晴らしさは、実物を見ることで真価が伝わる。『デザインのひきだし55』は全国書店にて販売中だ。

本書について、担当者に話を聞いた。
——イチオシ、目玉となるものは?
付録のステッカーは採算度外視!11色の多色刷りに加えて、裏からも表からも見られるように何層にも重ねたスクリーン印刷を手に取ってめくって貼ってみてください。
——アイデアはどのようにして生まれた?また、実現に向けて苦労した点は?
太美工芸の技術を結集したものを何か世に送り出したいという企画の遊び心、それに応えた印刷の苦労の結晶です。マンガにも動画にも苦労の様子が伝わると思いますので、あわせてご覧ください。
——ユーザーへのメッセージは?
『デザインのひきだし55』に掲載されるにあたって、太美工芸自慢の逸品であるステッカーが同梱されています。この出版物自体も広く皆さんに知ってもらい、印刷業界自体も盛り上げられたらと思います。
発売部数も限定なので、ぜひ早く書店でお買い上げいただきお楽しみください!
■雑誌情報
書名:デザインのひきだし55
発売日:2025年6月刊行
出版社:グラフィック社
仕様:B5 並製 総160頁
定価:2750円(税込)
ISBN:978-4-7661-4018-7
公式サイト:https://www.graphicsha.co.jp/detail.html?cat=&p=60532
■太美工芸株式会社について
“スクリーン印刷”を核とした特殊印刷加工でお客様のお役に立ちたい、という思いから「人を助ける印刷屋さん」を看板として掲げ、ステッカーなどの製造請負から消費者へのお役立ち商品の制作・販売を手掛ける。熟練の技術と、厳しい品質管理、きめ細かな出荷管理体制によって問題解決や新しいアイデアの実現に貢献。