食事を終えたらナイフ&フォークはどうやって置く? カトラリーの正しい置き方・動かし方/令嬢のマナーと教養図鑑

暮らし

公開日:2025/9/1

 家族や友人と過ごすアフタヌーンティーの時間をもっと本格的に楽しみたいと思ったことはありませんか? 本場イギリスのマナーや会話の知識があるだけで、そのひとときはより優雅で特別なものになります。

 本書では、英国式アフタヌーンティーの作法から、スコーンや紅茶ブランドの知識、ドレスやジュエリー、花言葉、貴族の邸宅など、令嬢文化にまつわる50のトピックを美しいイラストとともにご紹介。

 ティータイムをより充実させたい方はもちろん、お嬢様風のロリータファッションが好きな方や創作に活かしたいクリエイターにもぴったりの一冊『令嬢のマナーと教養図鑑』。英国文化の奥深さと夢のような世界観を、ぜひ味わってみてください。

※本記事は『令嬢のマナーと教養図鑑』(下条智恵子・青木美沙子:監修、ツツイモモエ・ omiso:イラスト/Gakken)より一部抜粋・編集しました

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『令嬢のマナーと教養図鑑』
『令嬢のマナーと教養図鑑』(ツツイモモエ, omiso:イラスト、下条智恵子, 青木美沙子:監修/Gakken)

食事のテーブルマナー

※以下は、上記ページのテキスト部分の抜粋になります。

 ナイフとフォークを使用する食事の際に覚えておきたいテーブルマナーをご紹介します。カトラリーの置き方など、英国式とフランス式では異なるマナーもありますが、本書で紹介しているのは英国式です。

カトラリーの置き方

 飲み物を口に運んだり、パンを取ったりと、食事中に一時的にカトラリーを置く場面では、お皿の上に八の字を描くように置きます。フォークは背を上向きにし、ナイフの刃先は自分に向くように内側にします。

 食事を終えたら、フォークとナイフをそろえ、時計の文字盤で言う「6時」の位置にまっすぐ並べましょう。このとき、ナイフの刃は同じく内側に向けますが、フォークの背は下向きになるように置きます。

フォークの使い方

 右手にナイフ、左手にフォークを持つのが原則。途中でナイフを置いて、フォークを右手に持ち替えることは避けましょう。基本的にフォークの背は上にして使いますが、それでは食べづらい場合は、フォークの腹を上にしても良いとされています。

スープの食べ方

 スプーンは手前から奥へと動かしましょう。すくった分は一口で飲むようにし、少なくなったらお皿の手前側を少しだけ持ち上げ、スープを奥に寄せると綺麗にすくえます。音を立ててすすったり、フーフーと吹いて冷ましたりするのは避けましょう。

Check! こんなポイントにも注意

□料理を一度にカットしない
□フォークやナイフを振りながら会話しない
□ナイフの刃を人のほうに向けて置かない
□グラスに付いた口紅を指やナプキンで拭わない
(口紅は食事前に軽くティッシュオフしておくと良い)

<第5回に続く>

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