猫好き必見「かたわらには、いつもネコ展」刈谷市美術館にて開催!「猫」のイラストレーションに着目し、日本の絵本100年のあゆみをたどる
公開日:2025/9/20

かたわらには、いつもネコ展 -猫でたどる日本のイラストレーション-
会期 :2025年9月13日(土)~11月9日(日)
会場 :刈谷市美術館 全館
入場料:一般1,100円、学生800円、中学生以下無料
猫はわたしたちにとって、とても身近な動物です。本展は、明治以降、子ども向けの雑誌や絵本などに登場してきた「猫」のイラストレーションに着目し、日本の絵本100年のあゆみをダイジェストにたどるものです。「猫」絵本の多様な表現世界、にゃ(愛)でずにはいられない、その魅力を探ります。
こぐま社からは『11ぴきのねこふくろのなか』が参加致します。
ぜひ足をお運びください。

11ぴきのねこふくろのなか
作:馬場 のぼる
出版社: こぐま社
みどころ
遠足にいく11ぴきのねこ。先頭はとらねこ大将、一列にならんで元気よく出かけます。すると目の前にはお花畑。おや、立て札が立っていますよ。なんて書いてあるのでしょう。
「は、な、を、と、る、な……はなをとるな だって」
「とりたいなあー」
そう思っちゃいますよね、彼らなら。つりばしにやってくると「はしをわたるな」という立て札。大きな木の前には「木にのぼるな」、大きな袋の前には「ふくろにはいるな」。次々にあらわれる立て札を見て、11ぴきのねこたちはどんな行動をとるのでしょう。
ご存知、とらねこ大将と10ぴきの仲間の愉快な冒険物語「11ぴきのねこ」シリーズ。もちろん「言いつけを守りましょう」「良い子になりましょう」なんていう展開には、なりそうだけれどなりません。この第4弾には、思いもよらないキャラクターが登場します。彼の名前は「ウヒアハ」、大きな化けものです。まんまとウヒアハにつかまってしまった11ぴきのねこたちですが……!?
ちょっぴりドキドキするけど、やっぱり笑っちゃうのがこのシリーズの最大の魅力。何度も読んでいるうちに、子どもたちは、ウヒアハのことも大好きになってしまうはずですよ。