誰とも話したくない日があって当然。しんどいときは人との会話も休んでいい/ニャンだかラクになる休み方
公開日:2025/10/22
ゆっくり休みたいのに、あれこれ気になって動いてしまい、結局休めずさらに疲れがたまってしまった。そんな経験はありませんか?
シリーズ累計発行部数40万部を突破した『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』の著者Jam氏による最新作が登場。ワーカホリックで休み下手だったJam氏による、心を軽やか&ラクにする休み方のヒントが満載! 監修は精神科医・名越康文氏。
「休むことに罪の意識を感じてしまう」「誰かと話したくない日がある」など、休みたくても休めず頑張り過ぎてしまうという悩みを持つ人に、かわいいネコたちの4コマとエッセイで上手な休み方を提案します。
※本記事は書籍『ニャンだかラクになる休み方』(Jam:著、精神科医・名越康文:監修/スターツ出版)から一部抜粋・編集しました


人と話したくないときって、私はあって当然だと思います。深刻な悩みになってしまっている人は、心療内科など、プロの助言を頼るべきだと思いますが、たまにそういう日があるという程度なら、まずは難しいことは抜きにして、「人間、そういう日もある」でいいのではないでしょうか?
ぶっちゃけ、人との会話は楽しいときも、疲れるときもあります。相手にもよりますが、会話するためには、話題を考えたり、相手の反応を観察したり、相槌を入れるタイミングを計ったり、ちょっと考えただけでも気遣いと考察の連続です。人に気を遣い続けて疲れない人なんていません。走り続けてお腹が痛いときに、もっと走れって言われても走れないし、ちょっと休んでからにさせてって思いますよね。私は人との会話もそんな感じでいいと思っています。誰とも会わない日を作って、会話の疲労から回復する日があってもいいのではないでしょうか?
常に家に誰かがいる人は、買い物などを理由に、外に出てみるのはどうでしょう? 今はタッチパネルで注文したり、自動レジで精算できる店も増えているので、誰とも話さず外で過ごす時間を作るのが、昔よりも簡単です。体がしんどいときは休むように、会話もしんどければ休んでいいと思います。