外出したいが結局出られず罪悪感。「どうしてそんなに外出したいのか?」を考えてみると…/ニャンだかラクになる休み方
公開日:2025/10/24
ゆっくり休みたいのに、あれこれ気になって動いてしまい、結局休めずさらに疲れがたまってしまった。そんな経験はありませんか?
シリーズ累計発行部数40万部を突破した『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』の著者Jam氏による最新作が登場。ワーカホリックで休み下手だったJam氏による、心を軽やか&ラクにする休み方のヒントが満載! 監修は精神科医・名越康文氏。
「休むことに罪の意識を感じてしまう」「誰かと話したくない日がある」など、休みたくても休めず頑張り過ぎてしまうという悩みを持つ人に、かわいいネコたちの4コマとエッセイで上手な休み方を提案します。
※本記事は書籍『ニャンだかラクになる休み方』(Jam:著、精神科医・名越康文:監修/スターツ出版)から一部抜粋・編集しました


外に出たいけど、なんとなく準備が面倒だったり、疲れていたりで、一日を家で過ごしてしまう。そんなときは「どうしてそんなに外出したいのか?」と、考えてみてください。
例えば、人と約束があったり仕事であったり、どうしても用事があるときは、病気などの事情でもなければ、外に出たくなくても外出していると思います。おそらく、外に出たいのに引き籠ってしまう日は、内心はそこまで外に出たくないか、家にいたい気持ちが勝ってしまってるんです。休日は家にばかりいてはいけないとか、外で何かしなくちゃとか、そういう理由で外出したいだけなんです。本心が「家にいたい」なら、勝てるわけがありません。それを「外出したいのに引き籠ってしまった」と考えれば、「私はダメだな」って、ネガティブになってしまうと思うんです。
「病は気から」みたいに、心の持ち方が体調を左右することもあります。今日から「外出したいのに引き籠った日」ではなく、「家にいたい気持ちを優先した日」に言い換えてみてはどうでしょう? そのほうが、時間を有意義に使えると思います。
