「こどおじ」がまさかの書籍化! TBSラジオ「空気階段の踊り場」の人気コーナー『孤独なおじさん、いざゆかん』が世に放たれる
公開日:2025/12/10

お笑いコンビ・空気階段がパーソナリティを務めるラジオ番組「空気階段の踊り場」(TBSラジオ)。同番組の人気コーナーを書籍化した『孤独なおじさん、いざゆかん』(TBSラジオ「空気階段の踊り場」:著、和田ラヂヲ:絵/ポプラ社)が、2025年12月10日(水)にリリースされた。
「空気階段の踊り場」は、鈴木もぐらと水川かたまりが、人生のためになる情報をお送りする教養バラエティ。数多くのコーナーが存在する中、特に人気を集めているのが「孤独なおじさん、いざゆかん」だ。
このコーナーに投稿するのは、孤独を感じているおじさん(おばさん)、通称「こどおじ(おば)」と呼ばれるリスナーたち。独身者や離婚経験者はもちろん、家庭がありながらも孤独を感じている人や、日常の出来事を話す相手がいない人など、さまざまな形で“孤独”を抱える人々からの悲喜こもごもが詰まっており、その哀愁とユーモアが多くのリスナーを魅了している。
そんな人気コーナーを書籍化した『孤独なおじさん、いざゆかん』では、これまでに寄せられたメールの中から88通を厳選し、空気階段の2人のリアクションとともにお届け。たとえば、バツイチこどおじの「誰かに話すようなことでもない」メールや、仕事終わりの晩酌を楽しみに生きるこどおじの「数年ぶりに食べたシャウエッセン話」など、その内容は実に多岐にわたる。リスナーたちの想いを空気階段の2人がどのように受け止めるのかも、同書の大きな見どころだ。
ちなみにイラストを担当しているのは、漫画家でラジオパーソナリティとしてもおなじみの和田ラヂヲ氏。シンプルな線で描かれるシュールでユニークな画風が、こどおじたちの哀愁をより際立たせている。
ほかにも撮り下ろし写真や、ほぼ準レギュラーとして番組に参加しているお笑い芸人・岡野陽一との「おじさん鼎談」など、リスナー必読のコンテンツが満載。同コーナーの“まさかの書籍化”に対し、ネット上では「オレの一番好きなコーナーが書籍化!!」「これは買わねば…」「表紙から最高すぎる」「自分の投稿が採用されてたら泣いてしまうかも」といった歓喜の声が広がっており、発売前から重版も決定した。
「孤独」や「おじさん(おばさん)」というワードは、世間一般からすると決してポジティブではない。しかし『孤独なおじさん、いざゆかん』はその集合体でありながら、聴いていると前向きな気持ちになれる不思議な魅力に溢れている。番組リスナーでなくても楽しめる1冊となっているので、興味のある人はぜひ“孤独のユーモア”を覗き見てほしい。
