阪田マリンエッセイ連載 第22回「自分の素顔」/ 時游性活~ネオ昭和の魅力~
公開日:2025/12/15

やっぴー! 寒くなってきて、、風邪が流行ってるよね。みんなは大丈夫?
加湿と保湿を忘れずに、冬のウイルスに打ち勝って欲しいぞ!……と言いながら…私は……しっかり体調不良☆喉不調☆鼻水止まらない☆で参ってましたので、ちょっと今回はトゲトゲコラム? を書きます。
許してチョンマゲ〜〜
私は、恋愛テクニック特集や恋愛マスター本が昔からとっても苦手です。
恋は駆け引き? 引き算? 足し算?
なーに言ってんだ、そんなのやってられないよ(笑)
頭であれこれ計算しながら抜け目なく恋愛をしたって、攻略ゲームと同じで、最後までクリアしちゃえばおしまい。ずっと長くは続かないし、演じている自分に嫌気がさしてくる。
当たって砕けなさいよぉ少年少女よ!
恋愛にしても仕事にしても何にしても、本能的にあるがまま、剥き出しの感情をぶら下げて動きたいなぁと思っている。
ビリー・ジョエルの「素顔のままで」(原題: Just the Way You Are)の歌詞が大好き。
「ぼくを喜ばすためと変わろうとしないで」
「流行りのファッションを追おうとしないで」
「髪の色も変えなくていい」
「ありのままの君を愛してる」
私自身、ありのままの自分を受け入れていますが、見ず知らずの人達はありのままの私を受け入れてくれるのでしょうか? いいえ、現実問題、それは不可能だと思います。
メイクをし、ネックレスをつけて、香水を纏い、7センチのヒールをはき、癖毛を180度の熱でストレートに伸ばし、身振り手振りを上品に、足はお淑やかに斜め45度に伸ばす。
そうして背伸びをして着飾り、街を歩くことでやっと私自身この世界に溶け込めた気がするのです。でもなぜか苦しいのはどうしてなんでしょう?
お風呂上がりに、裸で冷たいアスファルトの上を大の字で寝転がって叫びたくなるのはどうしてでしょう?
それはまだ私自身でもわからなくて、パジャマ姿でも、寝起きでも、どんな姿でも可愛いよと言ってくれる母を思い出すと、すごくすごくすごく愛おしい気持ちになるのはどうしてでしょう?
貴方はこうあるべき、結婚したいならこうするべき、モテたいならこうするべき、仕事のできる人間はこうあるべき。。。
ううん、断定なんて必要ない! 策略なんてのも聞きたくない!
私らしく生きたくても生きれない時もある、大人になるとそんな場面が増えてきます。だけどね、自分の根本にある『自分の素顔』を忘れずに、あるがまま、納得のいく自分であり続けようと思うのです!
<第23回に続く>