【狂気】豚が思いっきり鼻をすすったら、自分の体ごと吸い込んでしまった⁉ 鼻だけになった豚をオオカミ先生が病院に連れていく狂気的な絵本【インタビュー】

文芸・カルチャー

公開日:2026/2/11

 授業中、おもいっきり鼻をすすったブタくんは、「しゅん!」。自分まですいこみ、鼻だけに⁉ 担任のオオカミ先生は(鼻になった)ブタくんをかかえて、病院へ向かいますが……。この後、衝撃の展開をむかえる本作について、作者の昼田弥子さんにお話を伺いました。

――ブタくんが「しゅんしゅん」と鼻水を吸ったら、なんと鼻に吸い込まれちゃう……という、しょっぱなから衝撃の展開ではじまりますね。ストーリーの種はどんなふうに芽生えたのでしょう?

 数年前に電車に乗ったとき、向かいの席の小学生くらいの男の子が豪快に鼻をほじっている姿(人差し指の第一関節くらいまで突っ込んでいた!)を見て、この子がこのまま自分の鼻に吸い込まれたら面白いな、と思ったところから生まれました。

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――それは衝撃的な光景でしたね(笑)。最近は良いオオカミが登場する絵本も多いので、オオカミが先生として登場してもノーマークだったというか……つぎの展開には、意表をつかれた感じがしました(笑)。

 オオカミは肉食だからお腹がすいたら食べたくなるよな、と単純に考えていました。そこを面白がっていただけるんだと、こちらも新鮮な気持ちです。あと、子供のころ『かいじゅうたちのいるところ』や『おだんごぱん』(いずれも福音館書店刊)が好きだったので、その影響を受けているようにも思います。

出版社からの内容紹介

しゅんしゅんブタくん
作:昼田 弥子
絵:楓 真知子
出版社: 偕成社

「すん すん すん」学校の授業中、鼻をすすってばかりのブタくん。もう鼻水がたれてこないようにと、おもいっきり鼻をすすったら……「しゅん!」自分まですいこんで、鼻だけになっちゃった!
担任のオオカミ先生はおおあわて。学校を飛びだし、鼻だけになったブタくんと病院へむかっていると、話しかけてきたのはツルのおじいさん。オオカミ先生が事情を説明すると、それなら自分がひっぱりだしてやるさと、細いくちばしの先をブタくんの鼻へ近づけた。すると、「しゅん!」今度はツルのおじいさんも、鼻にすいこまれちゃった!
「たいへん たいへん!」必死でかけ回るオオカミ先生は、ブタくんを無事に助け出せるのでしょうか? 

衝撃の展開でおくる、“愛と狂気”のユーモア絵本!

本記事は「絵本ナビ」から転載しております

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