上杉謙信vs.メデュウサ!? 戦国最強武将伝にギリシア神話×日本神話を融合させた唯一無二の歴史ファンタジー『メデュウサ天翔』
PR 公開日:2023/6/22

メデュウサとは「ギリシア神話」に登場する怪物で、ゴルゴン三姉妹の一人。頭髪が蛇になっており、見る者を石化させる力を持っている。もしそのメデュウサが、戦国末期の日本に現れたら…。そんな斬新な妄想を一つの作品に仕上げたファンタジー長篇ノベル『メデュウサ天翔』をご存じだろうか。
物語の舞台は、応仁の乱が勃発してからおよそ百年後の日本。ある村では村人が次々に失踪し、代わりにその村人たちに酷似した石像が発見されるという、不可解な事件が起きていた。
一連の事件はメデュウサの仕業。だが化け物の正体を知らない春日山林泉寺の住職・宗謙は、謎の妖魔相手に悪戦苦闘。武術に長けた双子の荒法師・龍海と項雲を頼り、なんとか討伐し、ようやく村に平和が戻ったかに思われたが、やがて宗謙らは悪夢にうなされるようになる。
おまけに村には妖馬まで現れ始めるのだが、そんな時に現れた盲目の僧侶・劉真の助言によって、一連の怪事が全て“メデュウサの妖霊”の仕業であることに気づくのだ。
滅するべきは、宿主を探して取り憑くメデュウサの悪霊――。“怪異”が相手となる厳しい戦いを強いられるなか、戦国最強の武将・上杉謙信が味方として現れ、妖魔との闘いはより混沌を極めていく。果たして闘いの先に待つ結末とは?
また同作にはメデュウサの悪しき魂を救うべく、神話で語り継がれる神々が登場する。「ギリシア神話」の最高神・ゼウスが手を差し伸べてくれたり、「日本神話」に登場する“スーパーヒーロー”ことスサノオが御加護を与えてくれたりと、戦国最強武将伝にギリシア神話×日本神話を融合させた異色のストーリーが展開されていく。
さまざまな歴史と神話が入り組んでいるものの、歴史初心者にも分かりやすい丁寧な説明と語り口で展開されているので、読む人を選ばないのも魅力の一つ。歴史や逸話を混在させているからこそ先が読めず、今までに感じたことのないハラハラドキドキの展開が楽しめるだろう。
ちなみに同作を読んだ漫画家・亜乃アメ助氏(@ano_amesuke)は、自身のTwitter上で『メデュウサ天翔』の紹介マンガを公開した。普段は繊細かつ丁寧なイラストと、細かい心理描写を得意としているアメ助氏だが、同マンガではリアルなメデュウサの姿を描き下ろしており、「得体のしれない怪異と対峙する場面はゾッとします」と感想を添えている。




史実とは異なるもう一つの戦国物語を描いた『メデュウサ天翔』。果たしてメデュウサの怨霊を相手に、人間たちはどう立ち向かっていくのか。そして闘いの行く末は…。意外な物語の結末は、ぜひご自身の目で確認してほしい。