らくらく献立付き「離乳食の基本」をしっかり学べる入門書! パパ・ママ大喜びの決定版
更新日:2017/5/29

インターネットなどで情報が溢れているいま、子育て情報は注意深く選ばなくてはいけません。特に子どもの口に入るものは命にも関わります。赤ちゃんがおっぱいやミルク以外で初めて口にするのが離乳食。だから離乳食は慎重に、信頼できる情報をもとに進めたいものです。
でも離乳食といえば、「どう作っていいかわからない」「食べてくれない」「少量だけ作るのに手間がかかる」など、悩んでいるママも多いのではないでしょうか。
そんな、離乳食に高いハードルを感じているママにオススメしたい一冊が、『よくわかる 最新版らくらくあんしん離乳食』(学研プラス)。本書は、監修を女子栄養大学講師の小池澄子先生が務め、レシピは、管理栄養士であり料理研究家としても人気の検見崎(※)聡美先生が提案しています。小児栄養のプロの監修のもと作られたメニューなので「あんしん」のお墨付き。さらにアイデア豊かな検見崎先生も参加しているので、「らくらく」作ることができるのです。(※崎はたつさきが正式表記)
初めてのパパ・ママも安心
この本では、5~6カ月からのステップ1から離乳食卒業のステップ4まで、子どもの発達に合わせた食事の与え方や注意点など、ベーシックな内容をしっかり網羅。なにから始めたらよいのかわからないという人のために離乳食の基本の「き」から紹介しています。
おかゆ、だし、野菜スープなどの基本のレシピから紹介されているうえ、1食分の目安量が手で計れる「手ばかり」写真があるので、料理が苦手な方にも便利。また、全てのレシピに「おもな栄養素」とアレルゲンマークを表示しているので、パっと見るだけで食の安全がチェックできます。
ほかにも離乳食を「つくるとき」に便利な調理器具や、食器やスタイなど「食べるとき」に便利なアイテムの紹介も。
また、知っておきたい離乳食の役割についての説明も。なぜ4つのステップに分かれているのかなど、それぞれの役割がわかると、注意すべき点がわかります。
基本のレシピは説明が親切!
赤ちゃんが5~6カ月になると首がすわって、よだれを垂らすようになります。これが離乳食のサイン。離乳食を始めるときは、食後に具合が悪くなっても良いように、午前中がおすすめです。
まず最初は米がゆから。普通のおかゆよりさらに薄めた10倍がゆをすりつぶしたものを与えます。このときおかゆがサラサラの食感になるように、上からたたくようにすり潰すのがポイントだそうです。「そう言われても形状がわからない」という方のために、「形状の目安」が写真で見られるのも、この本の特長です。
これを赤ちゃん用のスプーン1杯からはじめ、徐々に量を増やしていきます。おかゆに慣れたら、すり潰した野菜など、少しずつ食材を増やしていきます。
しかし、「10倍がゆ」と言われてもピンとこない人が多いのではないでしょうか。米と水の比率が1:10になるのが10倍がゆです。けれども、炊いたごはんから作る場合は?
安心してください。この本では、米・ごはんそれぞれのおかゆの作り方。そして炊飯器・電子レンジの利用法まで紹介しています。
本当にゼロからスタートする親たちを応援してくれるような内容になっています。

マンネリ解消に! 1週間の献立例やフリージングアイデアも
1日1回食に慣れたら、2回食をスタート。でも、1回に食べるのは、1品あたり大さじ1杯程度と、ごく少量です。そこで役立つのが、よく使う食材のフリージングの紹介。おかゆはもちろん、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、白身魚など、使い回しがきく食材は、多めに用意して冷凍保存すると便利です。
素材別に冷凍することで、同じ食材でも毎日違うアレンジで食べさせることができるし、食材のロスも少なくて済みます。離乳食は小さじ1杯の少量から始めるため、毎回作るのが大変。けれども完成品を冷凍しておくと、毎日同じメニューしか食べられないことに。そんなジレンマを解消してくれるアイデアです。

さらにありがたいことに、1週間の献立も紹介されています。毎日「今日は何を食べさせよう」といちいち考えなくて済むとっても重宝する献立表なのです。しかもステップ1から4まですべての段階にこの1週間献立が掲載されています。
スマホからも月齢別食材が見られる!
離乳食でもうひとつ頭を悩ませるのが、月齢によって食べさせて良いものが限られてくることです。本書の巻頭には、「時期別 食べさせてよい食材一覧表」が付いています。卵はいつから食べさせて良いの? 調味料はいつから加えていいの? これらの疑問にもこたえてくれます。
そして画期的なのが「時期別 食べさせてよい食材一覧表」のダウンロードサービス。育児書において、はじめての電子版対応となっています。QRコードから読み取り、スマホに保存しておけば、外出先でもササッとチェックできます。

このほかにも、下ごしらえの手間を省くなど、裏ワザを紹介した「らくらくポイント」や、「家にある食材」でも作れるように考えた「アレンジレシピ」。そして市販のベビーフードを利用したアレンジ食なども掲載されています。
便利に手軽に離乳食を作るヒントが満載なので、時間のない忙しいパパ・ママにありがたい情報ばかり。
離乳食は子どもの成長を日々実感できるかけがえのないひととき。でも、その一方で不安に思うこともたくさんあります。だからこそ、新米ママ・パパが肩の力をぬいてがんばり過ぎないように、本書は現役ママスタッフによって作られたそうです。この本を手に取れば楽しんで育児に向き合えるのではないでしょうか。はじめてのパパ・ママも、今まさに離乳食と格闘中の人も、目を通してみてほしい一冊です。
文=武藤徉子