沢村一樹主演、 荻原浩「ユニバーサル広告社」シリーズ連ドラ化に期待の声 『ひよっこ』脚本・岡田惠和と再タッグ
公開日:2017/9/3
荻原浩の小説『花のさくら通り』が、沢村一樹主演で連続ドラマ化されることが決定した。「ユニバーサル広告社」シリーズ2度目のドラマ化とあって、ファンからは「連続ドラマ嬉しい! これは見なくちゃ」「単発ドラマも本当にいい作品だったから楽しみだなぁ」と期待の声が上がっている。
「ユニバーサル広告社」シリーズは、独立に失敗した元売れっ子コピーライター・杉山が弱小会社・ユニバーサル広告社で活躍するシリーズ。第1弾の『オロロ畑でつかまえて』は第10回小説すばる新人賞を受賞した荻原のデビュー作でもあり、第2弾の『なかよし小鳩組』は、沢村主演の単発ドラマ「ダメ父ちゃん、ヒーローになる! 崖っぷち! 人情広告マン奮闘記」として2016年12月に映像化された。
連続ドラマは「ユニバーサル広告社 ~あなたの人生、売り込みます!~」というタイトルで製作され、都心から離れたさくら通り商店街を舞台に奮闘するユニバーサル広告社が描かれる。原作は「商店街の一風変わった人々との交流が丁寧に描かれていて面白い」「親子や夫婦、恋人たちの愛情物語に胸が熱くなる」と大好評で、シリーズのファンからは「ユニバーサル広告社シリーズでこれが1番好きかも」といった声も。
ドラマの脚本を手掛けるのは、「ひよっこ」「ちゅらさん」「おひさま」など数々の朝ドラ作品を生み出してきた岡田惠和。沢村が岡田の脚本を演じるのは「ひよっこ」以来とのことで、「岡田さんの世界観を表現する為の準備は十分整っています!」と気合の入ったコメントを寄せた。
シリーズは荻原が広告会社に勤めていたころの経験をもとに執筆したもの。荻原はドラマ化にあたって「毎日死ぬほど忙しく、それなのにとっても面白い日々でした。ドラマでもそんな雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです」と、自身の仕事を振り返りながらドラマへの思いを明らかにした。
ひとつの街を相手にする杉山の仕事ぶりを沢村がどのように表現してくれるのか、今から楽しみに待っていよう。
■ドラマ「ユニバーサル広告社 ~あなたの人生、売り込みます!~」
原作:荻原浩
監督:川村泰祐
脚本:岡田惠和
出演:沢村一樹 ほか
公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/universal_koukoku/