旦那の歯ブラシで便座磨き、専用コップは生ゴミに漬ける……禁断の書『だんな・デスノート』に寄せられた“妻たちの復讐”に絶句!

恋愛・結婚

更新日:2017/12/26

『だんなデス・ノート』(死神/宝島社)

 かつては愛していた(かもしれない)のに、今では夫の「死」をただ願う毎日を過ごす、世の奥様方利用する本音投稿サイト「だんなデスノート」をご存じでしょうか? “デスノート”といえば、某有名マンガ作品に登場する、名前を書かれた者は必ず死ぬノートを思い出しますが、このデスノートは旦那に贈るさまざまな呪詛の言葉が書き殴られているサイトです

 サイトに投稿された「デス書き込み」はメディアにも取り上げられて話題を呼び、ついに10月、珠玉(?)の書き込みを集めた書籍『だんなデス・ノート』(死神/宝島社)が発売されました。「だんなの不倫、浮気、許せない!」「だんなのDV、モラハラ、許せない!」などのカテゴリーに分かれて全5章にわたる“デス書き込み”が綴られています。なかでも、世の旦那陣を恐怖のどん底に突き落とすのが、第4章「復讐してます、だんなに!」のカテゴリー。ここでは、その一部をご紹介します。

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■あいつ専用のコップは洗剤を使わず、生ゴミ、排水溝に押し込んでから軽くすすぎます。

 「洗濯物はまず床に擦りつけてから干します。顔を拭くタオルもあちこち拭いてから干します。あいつ専用のコップは、洗剤を使わず、生ゴミ、排水溝に押し込んでから、軽くすすぎます。

 なんか言うと、すごい剣幕でバカみたいにキレたりするので、もう何も言う気になれず、こんなことをするようになった自分が嫌になるけど、ストレス発散する時間もお金もないし、せいぜいこんなことくらいしかできません(後略)」(投稿者●Kskcgising)

■旦那の洗濯後のパンツで便座拭いたり歯ブラシで便座の中を掃除してる

 「できちゃった婚で21年。仕事以外なにもしない。同じことしかできない。指示すればするけど、黙ってるとずっとソファに座ってる。(中略)旦那の洗濯後のパンツで便座拭いたり、歯ブラシで便座の中、掃除してる。本人がしないから、旦那の私物が身代わりだよね!」(投稿者●LastEmperor)

 筆者は独身なので、彼女たちの心情を深く察することは難しく「……なるほど。結婚とは、これほどまでに壮絶な戦いなんだ……」と、現実を見ることしかできませんでした。せっかくなので、筆者の周りにひしめく結婚適齢期の独身女性にも同書を読んでもらったところ、以下のような反応が返ってきました。

 「復讐のアイディアがすごくて驚きました。お弁当のごはんにかけるふりかけ代わりに猫用のかつお節をかけるとか、歯ブラシで便器を磨くとか、発想が豊かで復讐に手が込んでいる! 負のエネルギーの強さを感じました」(会社員・26歳)

 「罵詈雑言のボキャブラリーに脱帽。クサい旦那に対して綴られた『カメムシの親玉』っていう比喩が最高でした。よほどクサいんでしょうね」(会社員・29歳)

 そうなんです。同書の内容は、独身の我々にとって驚きの連続。たとえば、DV夫や性病をもらってきたのにセックスをせがむ夫など、多種多様なクズ夫が登場し、そんな相手に対して投げかける妻たちの罵詈雑言や復讐方法は、若輩のお気楽独身女の想像を遥かに超えているのです。いろいろな意味で勉強になりました……。

 誰にも言えない旦那への呪いの言葉で埋め尽くされている、『だんなデス・ノート』。同じように夫に死んでほしい妻として共感するもよし、後学のために読むもよし、夫として「もしや自分のことが書かれているのでは……」と怯えるもよし。同書を読めば、何かしらの“気付き”を得られるかもしれません。

文=谷口京子(清談社)