織田裕二と松嶋菜々子が共演は、映画『ホワイトアウト』以来17年ぶり! ドラマ「監査役 野崎修平」第1話は無料放送!

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更新日:2018/1/15

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 周良貨と能田茂による経済漫画『監査役野崎修平』が織田裕二主演でドラマ化され、2018年1月14日(日)から放送開始。WOWOWで放送される同作の第1話は、無料で視聴することができる。

 舞台はバブル経済が崩壊し、金融当局が従来の政策を大転換させる“金融ビッグバン”に銀行業界が直面した1990年代末。当時の日本社会では、不良債権をひた隠す銀行や汚職に手を染めてでも権力を欲する政治家、株主総会にのさばる総会屋が幅を利かせていた。ドラマ「監査役 野崎修平」は、金と権力が渦巻く時代でも正義を貫くために奮闘する銀行員・野崎修平の活躍が描かれる。銀行を舞台に繰り広げられる社会派ストーリーを、織田をはじめとした役者たちが見せる演技で楽しもう。

<あらすじ>
おおぞら銀行地蔵通り支店長である野崎修平(織田裕二)は、正義感と人情味ある人柄から行員や街の人々に好かれているものの、出世コースとは程遠い行員生活を送っていた。ある日野崎は、支店の閉鎖を知らされる。出向を覚悟していた野崎の元に下った異動先は、役員昇進である監査役への就任。

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監査役になった野崎は銀行内での不正を目の当りにし、おおぞら銀行を変えようと決意。そして銀行が抱える“究極の闇”に辿り着くが、現おおぞら銀行頭取・京極雅彦(古谷一行)の影があった。野崎に対抗すべく、京極が出向先から呼び戻した剛腕の行員・武田真吾(岸谷五朗)、おおぞら銀行初の女性役員を目指す立川祥子(松嶋菜々子)も加わり、銀行内で熾烈な戦いが繰り広げられる。やがて物語は銀行内にとどまらず、政界にまで発展。果たして野崎は立ちはだかる巨大な闇に立ち向かえるのだろうか?

<主演・織田裕二(野崎修平役)コメント>
・「株価暴落」に続いて2作目のWOWOWドラマ「野崎修平」の出演が決まった際の感想、脚本を読んだ時の印象
「株価暴落」の時にプロデューサーと「また一緒にやれたらいいですね」と話していたので、本当に実現して嬉しいです。前回と同じ銀行員役なのですが、今回は「野崎修平」という男の成長物語でもあるので、人間臭い野崎を出せないかと意識しています。

・野崎修平を演じるにあたって表現したいこと、チャレンジしたいこと等、意気込み
原作は約20年前の設定で、バブルが弾けた後の不良債権の話がベースになっています。僕が演じる野崎修平は誠実で正義感溢れる真面目なキャラクターで、演じるのはとても難しいと感じています。監査役はこれまでのドラマでは見た事のない役どころです。コンプライアンスが重視される現在を先取りした原作だと感じており、やりがいがあります。20年前は今と比べて、良くも悪くも人間臭さが色濃く出ている時代なので、その雰囲気を出せたらいいなと思っています。

・岸谷五朗、古谷一行との初共演について
岸谷さんが演じる武田専務、古谷さんが演じる京極頭取は、原作では強烈なキャラクターですが、お二人がどのように演じるのか楽しみです。共演も初めてなので「これは名シーンになった」と思えるお芝居がお二人とできればと思っています。

・メッセージ
僕が演じる野崎修平は不条理と戦う男です。でも彼は市井に生きる普通の男です。その男が勇気を出して行動する事によって、周囲の一人一人を変え、やがて大きな組織すらも変えられる力になる。というメッセージがこのドラマの一番の見どころです。個性豊かな登場人物も多く、各話で大変なイベントがあり、僕も覚悟して演じています。ぜひ楽しみにしてもらえればと思います。

<岸谷五朗(武田真吾役)コメント>
・「野崎修平」への出演が決まった際の感想、脚本を読んだ印象
社会の厳しさと誠実に生きる事の難しさ、己へのジャッジメント。様々なテーマが混在するストーリーでとても魅力的な作品に出会えたと感謝しております。しかもWOWOWで作品創りができる事、権野監督の作品である事とても幸せです!

織田裕二との共演で楽しみにしているところ
織田さんは長年真摯に作品と向き合い難しい作品をクリアーしてきた俳優です。主人公の真っ直ぐさと織田さんの作品への取り組み情熱などがリンクするような気がして、楽しみにしております。

<古谷一行(京極雅彦役)コメント>
・「野崎修平」への出演が決まった際の感想、脚本を読んだ印象
WOWOWの作品には数多く出演させて頂いています。作品のクオリティが高く、我々の年齢層の大人達が見ても興味をもてるテーマ、作品が豊富です。今回も銀行を舞台にしたスケールの大きなドラマです。表面は穏やかで柔和な頭取役の京極雅彦ですが、何を考えているのか解らない男。一筋縄ではいかない、やり甲斐の有る役ですね。

織田裕二との共演で楽しみにしているところ
この年齢まで役者をやっていると初めての俳優さんは珍しい事ですが、織田さんとは初めての仕事になります。今まで同じ作品に出演していて絡みがなかったというニアミスも無かった様です。すごく楽しみにしております。

<松嶋菜々子(立川祥子役)コメント>
・WOWOWドラマ初出演となる同作の脚本を読んだ印象、立川祥子を演じる意気込み
WOWOWならではの社会派なストーリーで先々の展開が気になり一気に読み進めました。織田さん演じる野崎監査役を自らの出世に上手く利用しようとする野心家です。当時の男社会に必死に食らいついて行く女性初の支店長を力強く演じたいと思います。

織田裕二と映画「ホワイトアウト」以来の共演をする感想
17年ぶりにまたご一緒出来ることを楽しみにしています。

・同作を観る人へのメッセージ
銀行の裏側を描いた、重厚感と見応えのある作品だと思うので、是非ご覧ください。

■ドラマ「監査役 野崎修平」
放送開始:2018年1月14日(日)
原作:周良貨、能田茂
脚本:前川洋一
監督:権野元
音楽:羽岡佳、石毛駿平
キャスト:織田裕二、岸谷五朗、松嶋菜々子(特別出演)、古谷一行、ユースケ・サンタマリア、瀧本美織、駿河太郎、小林且弥、三浦誠己、利重剛、松尾諭、小市慢太郎、本田博太郎、勝部演之、田島令子、山本圭、甲本雅裕、西田尚美、宇梶剛士、光石研
◆ドラマ「監査役 野崎修平」公式サイト
http://www.wowow.co.jp/dramaw/nozaki/

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