会社への愚痴の解決法は「自分がルールになる」「さっさと辞める」の2つ/君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉
公開日:2021/11/18
コロナ禍で新しい価値観や生活様式など大きな変化が続く時代のなかで、ゆるぎない誰かの「言葉」にそっと浸ってみたいときはありませんか?
今回は、初の著書『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』が30万部を超える大ヒットとなった、ROLAND待望の第二弾『君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉』をご紹介します。
「現代ホスト界の帝王」から実業家まで幅広い顔を持つROLAND。発する言葉のすべてが「名言」になる…といわれるポジティブシンキングの秘訣やミニマリストとしての価値観など、「ローランド流」がたくさん詰まった前向きな言葉の数々をお楽しみください!
※本作品はROLAND著の書籍『君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉』から一部抜粋・編集しました



会社の愚痴を言う人は多いが、その時間は「宝くじが当たったら何をしたい?」と考える時間に匹敵する、地球上で最も生産性のない時間のひとつだ。
そんな愚痴の解決方法はふたつ。
「自分がルールになるか」「さっさと辞めるか」だ。
君が会社にとって重要な存在になれば、必然的に発言力も上がる。
不満のあるルールや環境だって、君が重要な人材ならば、変えることだってできるだろう。
組織では優秀な人材であればあるほど、意見を尊重してもらえるものだ。
ならば、結果を出して、君がルールになればいい。
さもなくば、辞表を出して、さっさと環境を変えるかだ。
これで万事解決。簡単な話なんだ。
そして、そのどちらもできないのなら、残念ながら君に残された道はひとつしかない。
黙って働く。これのみだ。
何かを握ったまま、新しいものは摑めない。
自分がルールになろうと思えば、結果を出すために、ダラダラと過ごすその平穏な時間を手放す必要があるだろう。
辞めて転職、もしくは独立をしようと思えば、人間にとって一番楽な現状維持という選択を手放し、リスク覚悟で踏み出す必要がある。
そのどちらもできないのに、愚痴だけは一人前。
「こんな会社やってらんねぇー」
「あの上司マジウザいわぁー」
そんなことを言いながら何も変えようとせず、明日も、やりたくない仕事場に行く。
痩せたいと言いながら、アイスクリームを食べる堕落者と同じだ。
あぁ、なんとカッコ悪いのだろう。
俺が、最初のホストクラブで働いたときのことだ。
入店早々から、嫌味な先輩や、ゆるい雰囲気、プロ意識の低さなど、あらゆることに不満を感じた。
だが、結果を出さずに辞めたら、負けのような気がして気に食わなかったし(妙な意地があった)。
そもそも、俺が店に合わせるのではない。店が俺に合わせてくるものだ。
そう思ったから、とにかく結果を出した。
俺の意見を、誰も無視なんてできないぐらいに。
結果を出したうえで俺は、やる気のない従業員を異動させたり(嫌味な先輩にも、何人か辞めてもらった。今考えたら、少しやりすぎたと反省しているが……)、ルールや取り組みにも意見し、多くのことを聞き入れてもらった。
そうやって、店を俺に合わせていった。
だが最後まで、その店に対しての不満はなくなることはなかった。
残念ながら、やる気のない従業員を辞めさせ、いくらルールを変えても、俺が理想とする「日本一のホスト」となるための環境にはならなかったんだ。
だとしたら、もう答えは決まっている。
もちろんそれは、愚痴を言いながら働くことではない。
さっさと独立するか、もっと強い店に行くかだ。
結局俺は、ヘッドハンティングしてくれた業界最大手の大型店舗へと移籍した。
「日本一のホスト」になるためにね。
現状維持を握り締めたまま、一生、不平不満を愚痴り続ける人生か。
現状維持を手放して、新しい何かを摑む人生か。
選ぶのはいつだって、自分自身だ。
▶ROLANDさんインタビュー記事はこちら
前編:https://ddnavi.com/interview/814389/a/
後編:https://ddnavi.com/interview/814396/a/