何かを始めるときに思い出してほしい言葉「続けるコツは、続けること」/君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉
公開日:2021/11/22
コロナ禍で新しい価値観や生活様式など大きな変化が続く時代のなかで、ゆるぎない誰かの「言葉」にそっと浸ってみたいときはありませんか?
今回は、初の著書『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』が30万部を超える大ヒットとなった、ROLAND待望の第二弾『君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉』をご紹介します。
「現代ホスト界の帝王」から実業家まで幅広い顔を持つROLAND。発する言葉のすべてが「名言」になる…といわれるポジティブシンキングの秘訣やミニマリストとしての価値観など、「ローランド流」がたくさん詰まった前向きな言葉の数々をお楽しみください!
※本作品はROLAND著の書籍『君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉』から一部抜粋・編集しました



「習慣が人をつくる」たいていの自己啓発書にそう書いてある。
じゃあ、いったいどう習慣化すればいいのだろう?
そう思っているのなら、この言葉を贈ろう。
「続けるコツは、続けること」
これを言われた人はたいてい、「この人は何を言っているのだろう?」という顔をするのだが、説明すると納得してくれる。
君がマラソンをしているとして、最初の500メートルで脚が痛くなってきたら、迷わずにリタイアできるだろう。
500メートルしか走っていないのだから、喪失感も少ない。
ではそれが、40キロを走り終えた段階で起きたとしたら、どうだろうか?
きっと君は、脚を引きずりながらでも、あと2キロを走るだろう。
ここまで来てしまったんだ、多少脚が痛くてもゴールまで走ろう。そう思えるはずだ。
つまり、継続すればするほど、諦めにくい環境ができあがるのだ。
何かひとつのことをなかなか続けられないと悩んでいる人は、別に落ち込む必要はない。
だって、最も継続するのが難しいのは、何かを始めた瞬間なのだから。簡単に諦められる環境が揃っているのだから。
君の知り合いにいる、長年ストイックに何かを継続している人も、実はただ偶然に、この最初の500メートルを走り抜くことができて、いつの間にか20キロを越えていて、気づいたら40キロ付近にいるだけなのかもしれない。
同じ継続でも、始めて3日の人と3年の人では、難易度がまったく違うんだ。
続ければ続けるほど、続けることが楽になってくる。
それをわかっていれば、少し気が楽になってくる気がしないだろうか?
始めたてはキツくても、ここを乗り越えたら、どんどん続けることが楽になるんだ! そう思えば、希望が見えてきはしないだろうか? 最初が、一番の頑張りどきだ。
「それでも自信がない!」という人にオススメなのが、「初期コストをかける」という方法だ。
トレーニングウェアを高額なもので揃えてみる、高い教材を購入してみる、などなど。
高いものは質がいいだけではなく、これだけ高い出費をしたんだから、いまさらやめられない! そんな気持ちにもさせてくれるので、続ける要因のひとつになる。
どうだろう。この項目を読む前よりは、何かを続けられる気がしてきただろうか?
そうであれば、幸いだ。
続けるコツは、続けること。
何かを始めるときに、是非、思い出してほしい言葉だ。
▶ROLANDさんインタビュー記事はこちら
前編:https://ddnavi.com/interview/814389/a/
後編:https://ddnavi.com/interview/814396/a/