累計7万部突破! 1枚の葉っぱの中に温かな物語が――大切な人を笑顔にできる「葉っぱ切り絵アートブック」
公開日:2021/12/19

大切な人に気軽に会うことがなかなか難しい昨今は、顔を合わせずとも、親や友人、恋人を笑顔にできる方法はないだろうか…と考えることもある。
そんな方にぴったりなのが、心に染みる葉っぱ切り絵作品を多数収録した『葉っぱ切り絵コレクション いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界』(リト@葉っぱ切り絵/講談社)。
著者はメディアでも大きな話題になった、SNS発の葉っぱ切り絵アーティスト「リト@葉っぱ切り絵」
(@lito_leafart)
さん。本書は累計7万部を突破したアートブック。1枚の葉っぱの中に生み出された絵本のような世界を目にすると、自然と笑顔になれる。
1枚の葉っぱの中に広がる温かい世界に感動
独学で作品制作に取り組んできたという著者の葉っぱ切り絵は、どれも感嘆の声が漏れてしまうほど精巧で、温かみがある。まるで、童話の世界に入り込んだかのような気持ちになる。


そして、メッセージ性のある作品が多いのも特徴。例えば、「いつでも君のそばにいる」と題された作品には、落ち込んでいるうさぎを励ましているかのような光景が広がっており、読者も慰められているような感覚になる。

また、誰もが知る名作を表現した作品もあるため、童心に返って楽しむこともできるだろう。


本作は手に取った時の心情によっても新たな発見が得られるので、何度読み返しても楽しい。見る人によって、心に響いたり、想像力を掻き立てられたりするポイントが違うので、大切な人とお互いの感想を交換しながら読み込むのもよさそうだ。
なお、巻末では葉っぱ切り絵の作り方も紹介。そちらも、ぜひチェックしてみてほしい。
小さな葉っぱの中に表現された優しい物語は、疲れ、弱った心を癒す特効薬になってくれる。
待望の第2弾は要望の多かった「メッセージカードブック」

著者が生み出す世界観に魅了された方は、葉っぱ切り絵作品集第2弾となる『葉っぱ切り絵メッセージカードBOOK 離れていても伝えたい』(講談社)も手に取ってみてほしい。
本書は著者が手掛けた24点の作品をメッセージカードにして収録。各作品は1枚ずつ切り離すことができ、カードの裏面にはたっぷりとメッセージが書き込めるようになっている。
収録作品にはタイトルがついているので、どんなメッセージが伝えられるのか分かりやすい。例えば、SNS上で特にポストカード化の声が高かった「こんなに嬉しいのに、涙が出ちゃうんだ」は、祝福と喜びの気持ちが存分に伝えられるバースデーカード。

大切な人と仲直りをしたい時には「昨日はごめんね」の力を借りるのもよさそうだ。

そして、こんなご時世だからこそ、大活躍してくれそうなのが「いつかきっとまた会えるから」や「お母さん、いつもありがとう」という、温かいメッセージカード。


人との交流に制限が設けられ、孤独を感じてしまいやすい今、ぜひ著者の作品で大切な人の心を照らしてみてほしい。
なお、各メッセージカードは、贈るだけでなく自宅に飾って楽しむのもおすすめ。もちろん、『葉っぱ切り絵コレクション いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界』同様、心がザワついた時に開くヒーリングブックとして活用するのもよい。こんな風にさまざまな使い方ができるため、1冊では足りず、2冊目、3冊目…と自然に手が伸びてしまいそうだ。
心の奥底に訴えかける、リトさんの2冊の葉っぱ切り絵作品集。ぜひ、自分なりの楽しみ方を見つけ、小さな幸せを増やしてみてほしい。
文=古川諭香