毎年熱狂の大イベント!「プレミアリーグ」がはじまる/イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日

暮らし

更新日:2022/7/21

イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日──英国の人たちから学びたい毎日を心地よく過ごすための鍵

ジムもファッションの一部

 ジムで体を動かすことが一般に浸透してきたのは、おそらくここ10年ほどのこと。それよりも前はスポーツをしている人たちのための特殊な施設でした。それがパンデミック前までにイギリス国内の約760万人がジムやレジャーセンターに所属するまでになり、日常の活動として浸透。興味深いのは体を鍛えるためだけの場所だったジムが、ここ5、6年はライフスタイルを構築するための手段に位置付けられていることです。ヘルシー志向のカフェを併設し、スタッフの対応もよりスマートなものに変わり、スリムフィットのパーカーや丈の短いスパッツなどカジュアルでクールなスポーツファッションも、男女関係なくお出かけ用の洋服として受け入れられる社会になりました。このSNS時代、自分を露出する機会が増えたことで、一般の人も体のシェイプを気にするようになった結果なのかなと思います。

イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日──英国の人たちから学びたい毎日を心地よく過ごすための鍵

小道に迷い込む愉しみ

 ヨーロッパでは細い路地に迷い込み、知らずにタイムスリップするのも街歩きの醍醐味。ロンドンではコベント・ガーデン周辺や金融街・シティが、普通に歩くだけでは見過ごしてしまうような細い路地が多く楽しめる地区です。それが「Angel Place(天使の場所)」「MagpieAlley(カササギ横丁)」なんて名前だと、ますます興味が湧いてきませんか? ロンドンで最も狭い路地は「Brydges Place」といわれています。コベント・ガーデンの目抜き通り「St. Martin’s Lane」から突き出した路地は約180メートルの長さで、一番狭い場所で38センチという横幅! ブルームスベリーにある「Emerald Court」も負けず劣らず細く、周辺の建物と相まって歴史を感じさせます。馬車が通れないこういう道は人間の営みと切っても切り離せないもので、中世から土地を所有している地主や、街の成り立ちと深く関わっています。

<第6回に続く>

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