「長い旅をしたい」。そんな欲求に突き動かされて、小説家は旅立った。ユーラシアを端から端まで、列車だけで移動してゆく大旅行だ。シベリア鉄道の車窓から見えた白樺林…
2012/5/7
考古学者の妻・早紀が高級マンションの一室で死体となって発見された。部屋の壁にはペトログリフを思わせる奇妙な紋様が……。果たしてこれが意味するものとは? 刑事と教授…
2012/5/7
蒸しパン、ホットケーキ、プリンなどの懐かしいおやつをアレンジしたものから、津田家オリジナルのミックスジュースまで、さまざまな思い出がつまった100のおやつレシピ。…
2012/5/7
マンガ界の巨匠が遺した50枚の未発表原稿と連続女性失踪事件の奇妙な符合が起こす不審死。真相を追う編集探偵・醍醐がつかんだのは、ある人間の剥き出しの欲望が呼んだ悲…
2012/5/7
エドガー・アラン・ポオ、エラリー・クイーン、ヘレン・マクロイ、東野圭吾など「本格ミステリ」を十全に楽しむためには、受容者である読者にもそれを理解する素養(技術…
2012/5/7
ベストセラー作家・有吉佐和子が20代に綴った随筆と、ニューギニア、小笠原諸島を巡ったルポルタージュ。情熱的に生きた作家・岡本かの子が家族について書いた文章と、愛…
2012/5/7
打ち棄てられた鉄道車両。錆びつき草むした廃線。役割をまっとうし、あるいは志半ばで命を失い、周囲の景色に同化してゆく「眠る鉄道」の姿を、廃墟写真の第一人者が思い…
2012/5/7
「ツイッター短歌」など、常に新しい試みを行う枡野浩一の13年ぶりの短歌集。「ツイッター過去の言葉は少しずつ文字が薄れていけばいいのに」「目がさめた場所に忘れてき…
2012/5/7
年の離れた奇妙な姉妹に関わってから、著者の周りに奇怪な事件が次々と起こりはじめる。タイで取材中に遭遇したゴーゴーガール殺人事件と、姉妹との接点とは。見なれた日…
2012/5/7
主人公はいたずら好きの男の子。「わるいことがしたい!」と思った彼は、部屋を散らかしたり、オモチャを壊したり、食べ物をまき散らしたり。でも、思いっきりわるいこと…
2012/5/7
小説家・安部公房と映画監督・勅使河原宏。二人の巨匠は『砂の女』などの映画では、原作者と監督という枠を超えたコラボレーションを展開し、海外でも高く評価された。本…
2012/5/7
クラシック中心のプロモーターである伊木章吾。政界のドンとも言われる男の死によって、彼の運命は予期せぬほうへと転がっていく。やがて彼の前に一人の女性が現れて……。…
2012/5/7
エミが雑誌「ライク」の定期購読を解約しようとして送ったメールが、一字違いのレオ・ライケのもとに届いたことから始まったメール交換。理想的な夫と美しい婚約者をもつ…
2012/5/7
キッチンの油汚れ、浴室のしつこいカビ。そんな頭痛のタネを典子先生が解決します。これまで2000軒以上のお宅の悩みを解決してきた人気アドバイザーが、楽して家じゅうを…
2012/5/7
震災で、たった3日間しかオンエアされなかった昨年3月12日の九州新幹線全線開業を祝う180秒のCM。その後、動画サイトや口コミで広がり、カンヌ国際広告祭で金賞を受賞する…
2012/5/7
1970年代後半、アメリカから英語圏に広がった「ヤングアダルト」というジャンルの秀作を、金原瑞人が集めたシリーズの一冊。本作はゴールドラッシュに沸く極寒の地・アラ…
2012/5/7
韓国で昨年170万部のベストセラーを記録した、ソウル大学の超人気教授のエッセイ集。教育者として、人生の先輩として20代の若者たちに向けたメッセージの数々は、ときに気…
2012/5/7
「早起きって、ちょっと楽しいかも」と思える、36のヒント。夜型人間だった著者が、スッキリ目覚める方法から、朝時間だけの「ちいさな楽しみ」、朝のちょこっと自分磨き…
2012/5/7
宇宙的な観点から、自然環境の大切さを訴える毛利衛。妊娠のため一度は訓練を離れながらも、国際宇宙ステーションでのミッションを完遂させた山崎直子。日本人宇宙飛行士…
2012/5/7
脱マンネリ&手間がかからないをテーマに、マンガ家がさまざまな料理法を習ってゆくコミックエッセイ。料理を食べてもらうのは、もちろん愛する夫。著者の作った料理を食…
2012/5/7
写真集出版とギャラリーでの展示が約束された「アルティザン『写真の森』コンテスト」の第1回グランプリ受賞作。花畑で駆け回る大きな笑顔や自転車の練習で見せる真剣なま…
2012/5/7
8年前に突如絶筆を宣言した作家・咲良怜花。学生時代からその作品を愛読してきた編集者・渡部は、怜花の自宅を訪問する。絶筆の理由を尋ねた渡部に、彼女は言った。「知り…
2012/5/7
古本には前の持ち主の書き込みや落書きなど無数の痕跡が残されている。本書は写真を豊富に使用しつつ、その謎に迫った世界初の「痕跡本」の本。古本屋を経営する著者が、…
2012/5/7
「復興」なんて、いったい誰がいったんだ……。3・11の震災直後から被災地を駆けずりまわった10カ月間のドキュメンタリー。山形生まれで仙台在住経験を持つ“東北出身者”とし…
2012/5/7
昨年は、1996年に亡くなった情熱の芸術家・岡本太郎生誕百年にあたり、各地で記念イベントが行われた。本書は、さまざまなキーワードで太郎の偉業を検証した「TARO100祭」…
2012/5/7
パソコン、携帯電話、電子書籍……。さまざまなメディアに「文字」があふれ、落ち着いて本を読む習慣を失いつつある現代。『ロサンゼルス・タイムス』の名物コラムニストが…
2012/5/7
空想のはずの青いドラゴンが目の前に!「ルンピ・ルンピ」と名づけたパーソナル・ドラゴンと、少年ジャンピの胸躍る冒険がここにスタート。『アラジンと魔法のランプ』の…
2012/5/7
立ち寄った村で用心棒を乞われるゼン。一度は断わった彼だったが、やがて思わぬ事態に……。若き侍はなにゆえに剣を抜くのか? 諸国をさすらう剣豪・ゼンを主人公にすえた、…
2012/5/7
2児の「ママ」で「マンガ家」で「マンガ家の嫁」だから“マママ”。ドタバタの育児や賑やかな日常生活、編集さんとの攻防、同じくマンガ家である夫・重野なおきの生態、そし…
2012/5/7
もっとたくさん、小説を読んでください。この国の未来を築くために――。本を心から愛し、爽快に生きた稀代の紳士が、流麗にして熱烈な名調子で綴ったエッセイ、書評を一挙…
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「自分を理解し、今を楽しむだけで人生はなんとかなる」――“ニートと居候とたかさき”・野尻が『嫌なこと全部逃げてみた』に込めた思い〈インタビュー〉
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好きなときに1日だけ休めるならいつ使う? 『さよならの向う側』で話題の著者・清水晴木 初の児童文学
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鳥山明が描き続けた「改心」が受け入れられる世界。『DRAGON BALL』など“本当の悪”がほとんど登場しないことの魅力
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Netflixで映画化決定の「よめぼく」シリーズ最新作!『余命一年と宣告された君と、消えたいと願う僕が出会った話』は“死と記憶”を巡るラブストーリー