2月発売の絵本(2023年2月 新刊&おすすめ絵本)

文芸・カルチャー

公開日:2023/2/18

1年で一番寒い2月。でも絵本の中はぽっかぽか。今月も新しい絵本がたくさん出版されました。その中から絵本・児童書出版社さんイチオシの新刊をご紹介します。

人気キャラクターからはムーミンの新しい赤ちゃん絵本。そしてアンパンマンがお仕事体験する新シリーズが。さらに注目の絵本作家、たなかひかるさんの新作『すしん』に、きくちちきさんの春を感じる『さくらのふね』。地球温暖化、絶滅危惧動物、環境破壊など、地球のことを話し合うきっかけとなる『ONE WORLD たったひとつの地球』。

気になる作品のチェックはお忘れなく。

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トーベ・ヤンソン原案、Moomin Charactersチームが描いた新作が登場! はじめてムーミンと出会う小さなお子さんにぴったりの「はじめてのMOOMIN」シリーズ『おやすみなさいムーミン』『ムーミンとなかよし』

おやすみなさいムーミン はじめてのMOOMIN

原作:トーベ・ヤンソン訳:久保純子

出版社からの内容紹介

おやすみの時間は過ぎたというのに、ムーミンはどうしても眠れません。ムーミン一家はアイデアをねってムーミンを眠りの世界へとみちびきます。トーベ・ヤンソン原案、Moomin Charactersチームが描いた新作。

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ムーミンとなかよし はじめてのMOOMIN

原作:トーベ・ヤンソン訳:久保純子

出版社からの内容紹介

ムーミンは元気がありません。親友のスナフキンが、冬が来る前にあたたかいところへ旅に出てしまい……。ムーミン谷のなかよしたちはどうする?トーベ・ヤンソン原案でMoomin Charactersチームが描いた新作。

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「ちょっきん、ちょき ちょき」何の音? リズミカルな言葉とページをめくった変化が楽しい赤ちゃん絵本『ちょきちょき』

ちょきちょき

作・絵:中新井 純子

出版社からの内容紹介

ちょっきん、ちょき ちょき、ちょきん ちょきん。ちょっ ちょっ ちょっ ちょっ ちょっ ちょっ……きょろ、げろ、わん、ちょろん! 楽しいことばのリズムと音で、ページをめくると、何に見えるかな……? ふだん何気なく見ている形が、「ちょき ちょき」すると、おもしろくなる! 読んだあとは親子でちょきちょき、遊んでみよう。

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子どもたちに大人気アンパンマンが消防署のお仕事を体験! 乗り物いっぱい、しかけもいっぱい大満足『アンパンマンのおしごとしかけえほん しょうぼうしょ』

アンパンマンのおしごとしかけえほん しょうぼうしょ

絵:トムス・エンタテインメント原作:やなせ たかし

出版社からの内容紹介

めくる、まわす、ひっぱる! 遊べるしかけがあちこちに。パトロール中に火事を発見したアンパンマンたちと一緒に、消防士さんのお仕事を体験しましょう!

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『ぱんつさん』『ねこいる!』のシュールな世界で読者を虜にする絵本作家・たなかひかるさんの新作『すしん』。「すすし、すしすしんすすすしすしん!(これは、無意味をたのしむえほんです!)」

すしん

作:たなか ひかる

出版社からの内容紹介

このすしは、生き物なのか、乗り物なのか、食べ物なのか……? 
謎のすし達が絵本のなかを「すしーん」と駆け抜ける! 
不思議な「すし語」もくせになる、こどもたち爆笑のナンセンス×食べ物絵本です。

作者は『ぱんつさん』で第25回日本絵本賞、『ねこいる!』でMOE絵本屋さん大賞2022第5位などを受賞した、たなかひかるさん。
シュールな世界が多くの読者のこころを掴んでいます。

本作でも独特の世界観をお楽しみください。

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『とうもろこし つぶこさんの へんしんサロン』から4年。個性豊かなキャラクターと続きの気になるストーリーで話題の「おやさいむら」シリーズに新作登場! 今回の主役は丁寧な診察が人気の『ごぼうせんせいのいそがしいいちにち』

ごぼうせんせいのいそがしいいちにち

作・絵:植垣 歩子

出版社からの内容紹介

ごぼうクリニックは、いつも患者さんでいっぱい。先生のていねいな診察が大人気です。
すっかりしおれた小松菜さんは水風呂へ入れ、頭がかゆくてむずむずするレタスさんにはてんとうむしを処方し、手際よく診察していると、ウ~ウ~ウ~! 急患が運ばれてきて……。
野菜たちの特徴をいかした症状や治療法など、読んで楽しい情報がたくさん!
「おやさいむら」シリーズ、待望の第2弾です。

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『わたしおねえちゃんになります』お姉ちゃんは何をすればいいか、森の動物たちに手紙で聞いたら、帰ってきた答えは……?

わたしおねえちゃんになります

作:あいざわ ふみ

出版社からの内容紹介

あかちゃんがやってきたら、何をしてあげたらいいのかな。
うたちゃんは、いいことを思いついたらお手紙をちょうだい、と森の動物たちによびかけました。
「お花畑につれていってあげようよ」「夜のボートにのせてあげるのはどうかしら」
楽しみいっぱいのお手紙が、うたちゃんのもとへ届きます……。

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ほとばしるパワーで自然と生き物を描く絵本作家・きくちちきさんによる、小さな生き物たちの春への賛歌『さくらのふね』

さくらのふね

作:きくち ちき

出版社からの内容紹介

春きたよ、春きたよ。川面に浮かぶ桜の花びらに嬉しくなったテントウムシは「さくらのふね」に乗って、山の生き物たちに春を知らせに出かけます。友達のハチやチョウ、カタクリやニリンソウの花たち、シカやカモなど、みんなで春を喜び合います。

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満月の真夜中、どこからともなくやってくる馬車『ナイトランチ』。夜行性の動物たちに振舞われるごちそうの数々。そこへお腹をすかせたネズミがやってきて……。

ナイトランチ

文:エリック・ファン絵:ディーナ・シーファリング訳:橋本 あゆみ

出版社からの内容紹介

夜になると、夜行性の動物たちが「ナイトランチ」を訪れます。キツネにはミンスパイ、アナグマにはサンドイッチ。お店の中はジュージュー、パチパチと、おなかが空く音で満たされていきます。けれども外には、パンのかけらを探す一匹のネズミ。仕事を終えたフクロウは、ネズミをお店に招き入れて…。

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ロンドンが真夜中の12時を迎える瞬間、世界をぐるっと巡ってみよう! かけがえのない『ONE WORLD たったひとつの地球』を守るための、きっかけになる一冊

ONE WORLD たったひとつの地球 今この時間、世界では…

作:ニコラ・デイビス絵:ジェニ・デズモンド訳:長友 恵子

出版社からの内容紹介

今、地球のほかの場所では、なにがおきているんだろう?
地球をぐるっとまわって、今この時間に、世界で何がおきているのか、見てみよう!

氷がとけてえものがとりづらくなっている北極のホッキョクグマ、木を切られ山の一部だけでくらす中国のテナガザル、山火事で水のみ場がへっているオーストラリアのカンガルー……
このしゅんかんにも、地球の環境の変化により、たくさんの動物たちに危機がせまっています。
地球について知ること、考えること。それが、地球上のすべての生きもの、そして「たったひとつの地球」をまもる一歩になります。

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