透明シートのしかけが美しい、パパが子どもと読みたい絵本『とうさんはタツノオトシゴ』<ブランニュープラチナブック>

文芸・カルチャー

公開日:2023/8/27

赤ちゃんは袋の中? それとも口の中? 海の中で出会う珍しい子育て方法がおもしろい

とうさんはタツノオトシゴ

作:エリック・カール 訳:佐野洋子

出版社からの内容紹介

子育て中の父さん魚たちが大奮闘!珍しい生態をもとにした愉快な魚の絵本。擬態する魚が隠れている透明シートのページもあるよ。

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レビューのご紹介

楽しいしかけ

エリックカールさんの色使いが素敵な絵もよいのですが、フィルムでのしかけも子供たちは楽しんで読んでいます。お話の内容も、「お父さん」が子育てする海の生物たちに焦点が当てられていて新鮮でした。物語というより、楽しい図鑑のようでした。

(ままmamaママ)

魚たちってすごい!

7歳次女に読みました。

タツノオトシゴのお父さんがおなかのポケットの中で卵を育てるお話です。育てながら、いろんな魚たちに出会うのですが、お父さんの魚たちがみんな卵を育てているんです。例えば、口の中を卵でいっぱいにしていたり、頭の上に卵を乗せていたり。次女と9歳長女は「イクメンだらけー」と笑っていました。

最後にタツノオトシゴの赤ちゃんも生まれましたが、戻ってきた子を甘やかさないお父さん。素敵。

しかけもあってすごく楽しめました。

(きーちゃんママさん)

とうさんはタツノオトシゴ

作:エリック・カール 訳:佐野洋子

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ブランニュープラチナブックとは……?

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