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ジャンル:文芸・カルチャー

'文芸・カルチャー'ジャンルの記事一覧(865件)

  • レビュー

    ルールは「泣いてはいけない」――死者と再会できる遊園地で、亡き父と会った娘が手にした「生きる希望」 やさしさあふれる連作短編集【書評】

    『天空遊園地まほろば』(浜口倫太郎/ポプラ社)は、“死者と会える遊園地”を舞台に描かれる連作短編集だ。  亡くなった大切な人ともう一度会いたいと強く願う人にのみ、…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/25

  • レビュー

    女性は男性より触覚が鋭い? 動物の感覚にまつわる最先端の研究が、人間の五感を超えた「12の感覚」を解き明かす【書評】

     私たちは、周囲の環境をどのように認識しているだろうか。きっとすぐに思い浮かぶのは見ること、聞くことだろうが、それだけではない。匂いを嗅ぐこともあれば、触れて…

    文芸・カルチャー

    2025/7/24

  • 特集

    「人間の命のもろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文」ノーベル文学賞作家ハン・ガンが描く、大人のための童話『涙の箱』【新刊紹介】

    ■ノーベル文学賞作家ハン・ガンがえがく、大人のための童話 昔、それほど昔ではない昔、ある村にひとりの子どもが住んでいた。その子には、ほかの子どもとは違う、特別な…

    文芸・カルチャー

    2025/7/24

  • レビュー

    なぜ?「自分も耳が聴こえなければよかった」聴こえない両親のもとに生まれた著者がつづるノンフィクション『「コーダ」のぼくが見る世界』【書評】

     社会において「常識」は日々更新されている。近年の必須科目はなんといっても「多様性の理解」であろう。ふだん何気なく使っている言葉が誰かを傷つけていないか――それ…

    文芸・カルチャー

    2025/7/24

  • レビュー

    傷ついたマナティー、認知症の祖父のお世話、親友との突然の別れ——。11歳の少年のひと夏の成長を描く、親子で読みたい小説【書評】

     11歳という年齢は、もう小さな子どもではないし、かといって大人と呼ぶにはまだ早い。心が大人に近づく大切な時期なのかもしれません。第71回青少年読書感想文全国コン…

    文芸・カルチャー

    2025/7/24

  • 特集

    東野圭吾、初の子ども向け絵本『少年とクスノキ』刊行。小説内に登場した架空の絵本が、実物になった理由とは?

    日本を代表する作家・東野圭吾氏が、2025年に作家生活40周年を迎えた。その記念すべき年に初の子供向け絵本『少年とクスノキ』を刊行した。なぜ、作家である東野氏によっ…

    文芸・カルチャー

    2025/7/24

  • レビュー

    『わたしの幸せな結婚』新章は美世と英国異能者の出会い。幸せな新婚生活では終われない、新たな出会いと成長【書評】

     数多ある物語のなかで、これほどまで多くの人に結婚を温かく見守られた物語はあっただろうか。シンデレラ・ストーリーといえばそうだが、妻・夫ともに幾多の困難に遭遇…

    文芸・カルチャー

    2025/7/23

  • レビュー

    初音ミクに見るAIと音楽文化の未来像。「人が人に感動をおぼえる点は変わらない」ことが淘汰されずに生き残るカギ【『創作のミライ』書評】

     “初音ミクの生みの親”であり、クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役の伊藤博之氏が、初の著書『創作のミライ-「初音ミク」が北海道から生まれたわけ』(中央公…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/23

  • レビュー

    芸術あるところに現れる「旅するビストロ」――登場人物と読者の“憂い”を料理で拭い去る「スペシャリテ」のような小説【書評】

     生きるのが苦しい。そう感じる時、逃げるように駆け込む行きつけのカフェがある。どんなにつらい状況でも、その店のキーマカレーと挽きたての珈琲を口に含むと、不思議…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/23

  • レビュー

    あたたかな結末に涙する、町田そのこ新作『蛍たちの祈り』 自分や親の「罪」に翻弄されながら、必死に生きる人々を描いた連作長編【書評】

     いつからか「自己肯定感」という言葉があたりまえに使われるようになって、「自分を大事にする」ことが、それを可能にする環境に身を置くことが、なによりも重要なのだ…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/22

  • レビュー

    『わたしの幸せな結婚』8作目はシリーズ初の短編集!さまざまな困難に立ち向かう、シンデレラストーリーにとどまらない作品の魅力とは【書評】

     愛されていると実感できること、愛する存在がいること、どんなときも味方でいて、信じてくれる人がいること…自分にとってそう思える存在がいることが、どれだけ自分に力…

    文芸・カルチャー

    2025/7/18

  • 特集

    【特集】ゾッとする! 珠玉のホラー漫画2025

    ■ ダ・ヴィンチWebオススメの人気ホラー漫画を一挙ご紹介 今年もホラーの季節がやってきた! 読んで夏の暑さを吹き飛ばしましょう。 ■近畿地方のある場所について(1~2…

    文芸・カルチャー

    2025/7/18

  • 連載

    大友花恋「柑橘の文字をかじる」/第8回『あやかし開化の音がして 降魔の家に嫁に行く』

    おおとも・かれん●1999年10月9日生まれ、群馬県出身。雑誌「Seventeen」で専属モデルを務め、現在は「MORE」専属モデルとして活動中。「今日、好きになりました。」(ABEM…

    文芸・カルチャー

    2025/7/18

  • レビュー

    池上彰と考える「どうしたら戦争がなくなるのか」? 歴史に詳しい人も苦手な人も一緒に見つけたい、戦争のない未来【書評】

     2025年は戦後80年である。日本人にとって戦争は遠い記憶になりつつあるのかもしれない。  しかし世界では今も多くの人が戦争によって苦しみ、命を落としている。その…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/18

  • レビュー

    【第31回電撃小説大賞《電撃の新文芸賞》受賞作】洞窟暮らしの少女の空の旅。閉鎖的な村から飛び出した少女が出会ったのは… 大人も思わずのめりこむ! 感動のジュブナイル小説【書評】

     冒険が、呼んでいる。胸がバクバク高鳴り、思わず口角が上がる。見知らぬ世界に飛び出すこの上ない高揚感。勇気を出していざ飛び立てば、眼前に広がる世界の美しさに、…

    文芸・カルチャー

    2025/7/17

  • ニュース

    「普段読まない本を知るいい機会になっています」第3回 木曜ゆる読書会 開催レポート&第4回参加者募集中!

     2025年7月10日(木)、ダ・ヴィンチWebが主催する「第3回木曜ゆる読書会」が開催されました。本稿では、第3回のようすをレポートします。 ▶「第3回木曜ゆる読書会」開…

    文芸・カルチャー

    2025/7/16

  • レビュー

    偽装修理に投資詐欺、SNSでの攻撃。“現代の闇”に巻き込まれた8人の悲劇が交錯する群像劇——直木賞候補・逢坂冬馬『ブレイクショットの軌跡』【書評】

     逢坂冬馬氏の最新作『ブレイクショットの軌跡』(早川書房)は、独ソ戦を描いたデビュー作『同志少女よ、敵を撃て』、ナチ政権下の少年少女の物語『歌われなかった海賊…

    文芸・カルチャー

    2025/7/16

  • 連載

    阪田マリンエッセイ連載 第17回「大好きなクレイジーケンバンド♡」/ 時游性活~ネオ昭和の魅力~

    何を隠そう私はクレイジーケンバンドが大好き、そして横山剣さんが大好きです。 今回は!!なぜクレイジーケンバンドにハマったのかをお話ししたいと思います。 小学生…

    文芸・カルチャー

    2025/7/15

  • インタビュー・対談

    上田竜也「“仲間”を書き、落ち込んだ気持ちが昇華」 初の小説『この声が届くまで』出版記念プレミアムトークイベント

     2025年6月27日、上田竜也さんが10年にわたり構想を温め、書き下ろした初の小説『この声が届くまで』(KADOKAWA)が発売された。バンド「zion(シオン)」の龍が、幼馴染…

    文芸・カルチャー

    2025/7/15

  • 特集

    動物園の動物たちの「ふるさと」は今どうなっている?写真絵本『キューのふるさとはボルネオの森』著者インタビュー

     写真絵本『キューのふるさとはボルネオの森』の主役は、東京の多摩動物公園で50年以上もくらす野生出身のボルネオオランウータンのオス「キュー」。かつてキューを飼育…

    文芸・カルチャー

    2025/7/14

  • ニュース

    Esola池袋「本と珈琲 梟書茶房」で“ヤバい話”を聞く!トークイベント「池袋の怖い話、聞いていきませんか?」参加者募集

     ネオンと喧騒が交差する東京・池袋の夏宵、コーヒーと一緒に“怖い話”はいかがだろうか――。2025年7月29日(火)、Esola(エソラ)池袋4階の喫茶店「本と珈琲 梟書茶房」…

    文芸・カルチャー

    2025/7/14

  • ニュース

    「一緒に10分読書して感想をシェア」月イチ立ち読み読書の会 Vol.1 開催レポート

     2025年7月7日(月)、ダ・ヴィンチWebが主催する「月イチ立ち読み読書の会 Vol.1」が開催されました。 ▶「月イチ立ち読み読書の会 Vol.1」開催レポート ▶「月イチ立ち…

    文芸・カルチャー

    2025/7/13

  • ニュース

    「おへそから芽が出ちゃう!」スイカの種を食べて心配になったあの頃――益田ミリの傑作『小さいわたし』が文庫版で蘇る

     おとなになると今日のことを忘れてしまうかな。そうだとしたら、すごくいやだ――。2022年に刊行された『小さいわたし』(ポプラ社)。同作の文庫版が、2025年7月2日(水…

    文芸・カルチャー

    2025/7/12

  • レビュー

    “私”の背中を押したのは「下着のリメイク」依頼――。寺地はるなの新作は街の小さなテーラーで繰り広げられる、ささやかにしてあたたかい人生賛歌【書評】

     子どもの頃からリボンが好きで、大人になった現在も頭のリボンがトレードマークの百花。商店街で小さなテーラーを経営する伯母・加代子に頼まれて、下着のリフォーム・…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/10

  • インタビュー・対談

    くどうれいん「簡単に感動させてやらないぞ、という気持ちが強い」現実と同じく、自身でコントロールできない執筆だったと語る最新作とは【インタビュー】

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年7月号からの転載です。 ■簡単にわりきれない人生だからこそわかりやすい物語にはしたくない  〈意味のあることにしたくない。…

    文芸・カルチャー

    2025/7/10

  • 連載

    「ねぇ わたしのことどう思ってる?」知りたい犬の気持ち/犬たちの詩⑩

    『犬たちの詩』(のい(noigashira)/KADOKAWA)第10回【全10回】  楽しい、嬉しい、可愛い、悲しい、切ない…犬がくれるものは全て愛おしい。温かみのあるイラスト×犬へ…

    文芸・カルチャー

    2025/7/10

  • レビュー

    “ぼっち”の自分を変えた、ひと夏の奇跡。ラジオがつなぐ青春恋愛小説『ぼっちな君が泣いた理由』【書評】

    『ぼっちな君が泣いた理由』(菊川あすか/双葉社)は、教室でひとりぼっちの高校生男子・瀬山流星と、彼に特別な想いを抱くクラスメイト・月島美月を中心に描かれた青春恋…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/9

  • 連載

    1日何回「かわいい」と言わせるのか。止まらない愛犬の愛おしさ/犬たちの詩⑨

    『犬たちの詩』(のい(noigashira)/KADOKAWA)第9回【全10回】  楽しい、嬉しい、可愛い、悲しい、切ない…犬がくれるものは全て愛おしい。温かみのあるイラスト×犬へ…

    文芸・カルチャー

    2025/7/9

  • レビュー

    朝井リョウ、お腹が弱すぎてトラブルを巻き起こす!? 思わず吹き出してしまうエピソード満載、人気作家のエッセイ集が文庫化!【書評】

    朝井リョウの人気エッセイ集が文庫版で発売! 思わず笑ってしまうユーモラスな作家の日常をお楽しみください。《以下のレビューは単行本刊行時(2022年8月)の紹介です》 …

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/8

  • レビュー

    松本清張は「時代小説」も面白い! 宮部みゆき・有栖川有栖・北村薫が選んだ清張の短編アンソロジー【書評】

     『砂の器』『点と線』『ゼロの焦点』——松本清張といえば、昭和を代表するミステリ作家。それも長編社会派ミステリのイメージが強いのではないだろうか。だが、松本清張…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/8