今年で17周年を迎えた女子向けエンタメ小説レーベル・角川ビーンズ文庫。 主催する角川ビーンズ小説大賞では、男性官僚社会で史上初の女性官吏となる主人公を描きシリーズ…
文芸・カルチャー
2018/11/1
『試験に出る哲学 「センター試験」で西洋思想に入門する』(斎藤哲也/NHK出版) 高校時代の勉強といえば、受験勉強や専門技術の習得などばかりで、大人になってみると、…
文芸・カルチャー
2018/10/29
『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(ロバート・ホワイティング:著、玉木正之:訳/KADOKAWA) 2020年のオリンピックまで2年を切り、今、東京は変革の真っ只中にある…
文芸・カルチャー
2018/10/29
『二千七百の夏と冬(上・下巻)』(荻原浩/双葉社) 今年の夏は「縄文」が熱かった。きっかけとなったのは東京国立博物館で開催された特別展「縄文―1万年の美の鼓動」だ…
文芸・カルチャー
2018/10/28
『くらげホテル』(尾﨑英子/KADOKAWA) 「どこか知らないところ、遠いところに行ってみたいなあ…」 なにか不満があるわけではなくても、ふとそんな気持ちになることはあ…
文芸・カルチャー
2018/10/27
日本史の学習は、ただ年表とにらめっこしているだけでは始まらない。筆者は大学受験に向けて勉強をしているとき、当時の先生に「“流れ”を理解しろ」と口を酸っぱくして言…
文芸・カルチャー
2018/10/27
『ダンデライオン』(中田永一/小学館) 中田永一が某ベストセラー作家の“もうひとつの顔”であることは、本好きならば知っている公然の秘密だろう。しかし近年はそんな紹…
文芸・カルチャー
2018/10/25
間違いなく日本文学史上最も優れた作家のひとりである芥川龍之介。「芥川賞」の注目度が高いこともあり、あまり純文学を読まない人でもその名前は知っていることだろう。 …
文芸・カルチャー
2018/10/24
『青い春を数えて』(武田綾乃/講談社) 「青春」と聞けば、多くの人がさわやかで、輝いている毎日をイメージするだろう。だが、こうしたイメージには往々にして、年長者…
文芸・カルチャー
2018/10/23
『カメラ1年生 デジタル一眼カメラ編』(矢島直美/インプレス) いよいよこれから盛りとなる紅葉や秋の花々、沈む夕陽がきれいな季節。この行楽シーズンには、スマートフ…
文芸・カルチャー
2018/10/23
『また君と出会う未来のために』(阿部暁子/集英社) どこか遠くへ行ってしまえたらいいのにと、思春期などとっくに過ぎた今でも考える。もしかすると本を読む人は、似た…
文芸・カルチャー
2018/10/22
『雪国 (角川文庫)』(川端康成/角川書店) 親譲りの財産で生活を送る妻子持ちの文筆家・島村が、雪国の温泉旅館に通い、駒子という芸者との関係を深める様子を直接的に書…
文芸・カルチャー
2018/10/22
『みえるとか みえないとか』(ヨシタケシンスケ:さく、伊藤亜紗:そうだん/アリス館) これまでに数々の絵本賞を受賞し、人気絵本作家として知られるヨシタケシンスケさ…
文芸・カルチャー
2018/10/21
『魔女の宅急便ーキキの恋ー』(角野栄子/KADOKAWA) 「ノーベル文学賞」は最近、選考機関の関係者がレイプ疑惑で起訴されたり、村上春樹氏が受賞を逃したり、なにかと話…
文芸・カルチャー
2018/10/20
『日本の執事イメージ史 物語の主役になった執事と執事喫茶』(久我真樹/星海社・講談社) あなたは「執事」が登場する物語と聞いて、どんな作品を想像するだろうか。『謎…
文芸・カルチャー
2018/10/20
雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載中の小説「ぴぷる」(原田まりる著)のオリジナルWEBドラマが完成! 出演は人気声優の梶裕貴さん! (毎月6日、20日公開予定。全12話) …
文芸・カルチャー
2018/10/20
『IQ』(ジョー・イデ:著、熊谷千寿:訳/早川書房) 舞台はLAの危険地域、主人公のIQは高校中退の黒人探偵、相棒は地元ギャングチームの一員。絡んでくるのは、ギャング…
文芸・カルチャー
2018/10/20
『月のぶどう』(寺地はるな/ポプラ社) たしか、成人祝いの席でのことだ。はじめてのワインの味に、大人たちはなぜこんなものを好きこのんで飲むのだろうと、顔をしかめ…
文芸・カルチャー
2018/10/20
『小説は君のためにある』(藤谷 治/筑摩書房) 世の中には「なんで本を読まなくちゃいけないの?」という純粋な子どもの(大人でもいいけれど)質問に答えてくれる本が、…
文芸・カルチャー
2018/10/20
『しろいろの街の、その骨の体温の』(村田沙耶香/朝日新聞出版) 「大人になるって、どういうこと?」 子どもに聞かれても、答えるのは難しい質問ではないだろうか。 『…
文芸・カルチャー
2018/10/19
『庶民派令嬢ですが、公爵様にご指名されました』(橘 千秋:著、野口芽衣:イラスト/フロンティアワークス) 〈頑張る女性の“読むサプリ”〉をキャッチコピーに、異世界や…
文芸・カルチャー
2018/10/19
『ユージニア』(恩田陸/KADOKAWA) 殺人事件が起こった。――犯人は誰なのか。本来なら、それを追及するのが推理小説の楽しみであり、目的だろう。だが、『ユージニア』(…
文芸・カルチャー
2018/10/18
『殺人出産』(村田沙耶香/講談社) 「育子さんは今、殺したい人っていなんですか?」 「ちょっとだけ気になってる人は、いるかな。でも一生かけて殺すのに、本当にその人…
文芸・カルチャー
2018/10/17
『14歳、明日の時間割』(鈴木るりか/小学館) 藤井聡太7段がプロ入りした当時「14歳にしては将棋強いね」なんて誰も言わなかった。14歳だろうが20歳だろうが60歳だろうが…
文芸・カルチャー
2018/10/17
『麦の海に沈む果実』(恩田陸/講談社) 『麦の海に沈む果実』(恩田陸/講談社)は、不思議な世界観に夢中になる読者が多く、長きにわたって読み継がれている名作の一つで…
文芸・カルチャー
2018/10/16
『闇の日本美術』(山本聡美/筑摩書房) 日本の歴史的美術の中には、思わず「ひぇっ!」と怖くなってしまうような、おどろおどろしかったり、グロかったりする絵が存在す…
文芸・カルチャー
2018/10/15
『死神の選択』 (嘉山直晃/産業編集センター) 第5回「暮らしの小説大賞」に寄せられた739の応募作の中から、大賞に選ばれた嘉山直晃氏による「浜辺の死神」が『死神の選…
文芸・カルチャー
2018/10/15
『藪の中・将軍 (角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) 藪の中で起こった殺人事件に関して、尋問を受けた7人の証言を並べた話。それぞれの証言は微妙に食い違い、真相はま…
文芸・カルチャー
2018/10/15
『人間狩り』(犬塚理人/KADOKAWA) 正義が怖い、と先日放送された『ボクらの時代』で有働由美子さんは言った。NHKのキャスターとして世間の倫理や善悪に直面し続けた彼女…
文芸・カルチャー
2018/10/14
『向日葵のある台所』(秋川滝美/KADOKAWA) 近年その関心度が増してきた毒親問題。当事者の子どもは、成長して大人になってもなお癒えることのない苦しみや葛藤に苛まれ…
文芸・カルチャー
2018/10/14
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