ダ・ヴィンチニュース編集部員が本をベースにダイエットチャレンジ! コロナ太りを解消した方法は?

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更新日:2020/7/27

膣を締めるだけで、“くびれ”が生まれる!?

 昨年出産をし、育児中の編集Mが選んだのは、『膣締めるだけダイエット – くびれと健康がとまらない!-(美人開花シリーズ)』(村田友美子/ワニブックス)。著者は“くびれ母ちゃん”とも呼ばれ、3人の子どもを産み育てながらも健康的な美ボディを維持している。膣を締め上げるという異色なダイエット法を試してみたMさん、結果は800g減と体重はさほど変わりませんでしたが、なんとウエストはマイナス2.1センチという驚きの成果が。
 
編集M「出産で体重が増えてなかなか減らず、お腹や腰の上の贅肉が気になる…とはいえ、子ども優先の生活で運動をする時間なんて取れない、食事も自分だけメニューを変えるのは面倒…。そんな言い訳を並べて、これまでダイエットが長続きしませんでした。でもこの本のメソッドを獲得すれば、寝かしつけをしている間も授乳中でも痩せることができる。いつでもどこでもできるという点に惹かれて選びました。
 
 食事制限も辛い運動もないのですが、始めたばかりの頃は、膣を締めるという感覚が想像しにくくて…。本には、膣からしらたきを1本、頭まで引き上げるイメージとあったり、膣が締まるポーズなどが紹介されているのですが、それが本当に自分ができているのかよくわからない。しばらくは、手探りでぎこちなくトレーニングを進めていました。

▲膣の穴から1本しらたきを吸い上げる感覚で、骨盤底筋を優しく体の内側に引き上げる

▲膣を締められているかわからないときは「誰でも膣が締まってしまうポーズ」を

 ちなみに膣が締められない人は筋肉が凝り固まってしまっているせいということで、筋膜リリースによる身体作りも行っていきます。私はテニスボールを買って試したのですが、最初は思わず声が出るほど痛くて、そもそもできているのか判断が難しかったのですが、続けていくうちに気持ちよくなってきて…身体が柔らかくなってきたのかなと感じました。それが2週間目半ばで、その頃までにテニスボールを3つくらい潰してしまいました(笑)。

 1カ月進めてみて、今やっと膣を締めるってこういう感じかもと掴み始めてきたところです。何より姿勢を正さないとできないトレーニングなので、産後ボロボロに乱れてしまった身体を矯正しているような感じがあって気持ちがいい。出産後もなかなか体型が戻らないもので、くびれができるまでは続けたいなと思ってます。ちなみに姿勢がよくなったことで肩や腰の痛みも減った気がしています」

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歩き方を変えるだけでウォーキングの効果が大きく

 最後は編集Tさん。会社に通勤していたときは週に2~3回、2駅前で降りて30分歩くようにするなど普段から運動の習慣があったTさんが選んだのは『いつものウォーキングが最強のボディメイクに変わる! やせウォーク 4週間プログラム』(森拓郎/扶桑社)。基本的に女性向けの内容ですが、40代男性のTさんにとっても効果はあったとのこと。結果は2.1kgの減量に成功! Tさんも目標達成です。具体的には本のどのような部分が効果的だったのでしょうか?
 
編集T「まず、選んだ理由はリモートワークで運動量が減っていることを実感したから。それに気づいたのは、ちょうど企画が始まる少し前にあった会社の健康診断。毎日糖質オフを意識しながら料理を作ったり、健康面での意識はしているつもりだったのに、体重が自分史上最大値を記録していて…。そのときは身長165センチで59.1kgですね。以前から歩くことは好きだったので、どうせなら日常的な習慣を活かしてダイエットできればと思ったんです。
 
 この本は1週間ごとにプログラムが分けられていて、1週目は歩き方のイメージをまず学びました。体重移動のやり方などが図解になっていて、実際に読んだ通りに歩いてみると、今までは膝に負担がかかっている感じだったのが、きちんと太ももの筋肉が使われていると感じられるようになりました。

▲親指残しウォークの基本

▲毎日行う股関節のストレッチ

 歩くのは15分くらい(約7000歩)でいいと書かれていて、僕は毎日朝か夕方・夜に外に出て歩きました。2週目のブロックあたりから多少負荷の高いストレッチも出てきて、3週目からはプランクも登場します。正直、それまでの運動量が自分的に物足りなく感じていたので、このプランクを多めにやったり、ストレッチついでに腹筋をしたり、本以外のトレーニングをしていました。

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▲動画説明があるので覚えやすい

 普段わざわざ運動をする習慣がないという人にはピッタリの本だと思います。男性だと負荷が物足りないと思うかもしれないけど、太ももの大腿筋という身体の中で一番大きな筋肉の効率的な使い方を学べるいい機会。物足りないとは言いつつも、歩き方を変えてウォーキングを続けただけで体重がきちんと落ちたので効果は十分あったと思います」

 4週間のダイエット企画が終わり、なんだかホッとしたような表情をしている編集部の面々。今回の結果報告では、残念ながら目標値に達しなかった人はいたものの、全員が減量に成功しました。なかなか三日坊主で続かないダイエットも、今回のように期間や目標を定めて、誰かと一緒にやるとモチベーションアップにつながるかもしれません。
 今回ご紹介した書籍で気になるものがあったら、ぜひ試してみてくださいね!

取材・文=園田菜々

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