「新婚生活にしか見えない」予想外の“事故チュー”も!? 両片思いな義理の姉弟関係にキュンが止まらない『それでも弟は恋したがる』

マンガ

更新日:2023/3/14

それでも弟は恋したがる
それでも弟は恋したがる』2巻(林みかせ/白泉社)

 甘えてほしい姉と恋愛対象になりたい弟のムズキュン2人暮らしを見守る漫画『それでも弟は恋したがる』(林みかせ/白泉社)の最新2巻が、2023年3月3日に発売された。同作は月刊コミック誌『LaLa』に掲載されている人気作品で、連載当初から「キュンが止まらない!」と大きな注目を集めてきた。

 物語のヒロインは、大学院生の仁井名奈央。彼女には大学1年生になる最愛の義弟・理人がいるのだが、6年前に「中学から全寮制の中高一貫校に行くことにした」と家を出て行ったっきり彼とは全く会っていない。そんなある日、理人の住む学生寮の水道管が破裂して入寮停止となり、1カ月ほど奈央の家へ泊まりに来ることに。

 6年ぶりに会った理人は、以前の面影は残っているものの見違えるほどに成長しており、落ち着いた雰囲気になっていた。とはいえ、身体が大きくなっても奈央にとって理人は可愛い弟のまま。できることなら何でもしてあげたいと思っていたが、対する理人は違う。彼はずっと奈央のことが異性として好きだったようで、家を出たのも本当は姉と弟という距離を保てなくなりそうだからというのが理由だった。

advertisement

 しかし奈央は6年前と変わらず、理人のことを弟として見ている。そこで理人は弟という立場を上手く使い、奈央にアプローチをかけていくことに。例えば奈央の前で半裸になったり、頬にキスをしたり、跳ねている後ろ髪を直してもらったり。そのおかげか、奈央は少しずつ理人を異性として意識し始めていく…。

 今回発売された第2巻では、奈央はいつものクセで、つい理人の頬にキスをしようとする。というのも、仁井名家には感情をハグやチークキスで表現する習慣があるのだ。ところが理人が急に奈央の方を振り向いたことで、予想外の“事故チュー”が起きてしまう。奈央が慌てふためきすぎて除菌シートを取り出す一方で、意外にも理人は冷静な様子。そして事故だから気にすることはないとフォローするが、続いて出た言葉に奈央は戸惑いを隠せず――!?

 前巻に続いて2人のもどかしい距離感が描かれた第2巻に、SNSでは「両想いを通り越してもう新婚生活にしか見えないのに、まだ付き合ってない2人のこの絶妙な距離感にドキドキ」「2人の焦れったくて甘いやりとりがキュンキュンする」「このまま関係が変わっていくのか、しばらく両片思いが続くのか…。気になって仕方がない!」というコメントが相次いでいた。

 姉弟だけど義理という絶妙な関係の2人には、読んでいてきっとやきもきさせられることだろう。彼女たちの行方が気になる人は、ぜひ『それでも弟は恋したがる』2巻をチェックしてみてほしい。

あわせて読みたい