絶好調第3巻は「クズ男粛清」の巻? 警察ヒューマンコメディ『下足痕踏んじゃいました』に「爽快感がたまらない」「ドラマ化してほしい作品の一つ」と反響続々

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更新日:2023/7/14

下足痕踏んじゃいました
下足痕踏んじゃいました』3巻(麻生みこと/白泉社)

 神奈川県・川崎を舞台に、武闘派・工藤花(くどうはな)と今どき男子・加藤宙(かとうそら)の刑事バディが織りなす警察ヒューマンコメディ『下足痕踏んじゃいました』(麻生みこと/白泉社)。そのコミックス最新3巻が2023年7月5日に発売され、大きな反響を呼んでいる。

 同作は、川崎東署刑事第一課強行犯係の管轄内で起こるさまざまな事件を巡る物語。主人公・加藤宙はお人好しで少し頼りない反面、ここぞという場面で鋭い洞察力を発揮する期待の若手警官だ。

 そんな宙とバディを組むもう一人の主人公・工藤花は、数少ない女性警官として活躍する巡査部長。小柄で華奢な印象とは裏腹に、さまざまな武道で鍛え抜いた身体能力を誇る。その背景には、男社会である職場環境でナメられたくないという秘めた想いが隠されていた。

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 まるで正反対な性格のせいか、自身の教育係である花から叱られることも多い宙。それでも、さまざまな事件と向き合い続けることで、日々警官として成長していく――。

 最新3巻では、前巻から描かれていた有力企業の御曹司・目白悠真を巡る事件が無事解決するようだ。悠真は俗に言うおぼっちゃま体質で、救いようがないクズ男という表現が相応しいキャラクター。これまで数々の女性に対する暴力沙汰を親の金と一族への忖度パワーで不起訴に持ち込んできたのだが、広域指定暴力団「白泉一家」組長の娘・麗華に手を出してしまったことから命を狙われるハメに…。

 父親の指示で国外逃亡を図ろうとするものの、すんでのところで組の若頭・田端によって拉致されてしまう。はたして、事件はどのような結末を迎えるのだろうか。

 さっそく最新刊に目を通した読者からは、「今回も面白かった! やっぱり花宙コンビ最高」「たまに垣間見える男女の感情にニヤニヤしちゃう」「クズ男が粛清される爽快感がたまらない。読んでてスッキリした」「ヤクザの娘に手を出してしまった上流階級の男をどう追い込み、どんな結末になるかが見もの。次巻からの新展開も楽しみ!」「目白がとんだクズ野郎なんだけど、そんな奴と真摯に向き合う宙の働きぶりにも注目してほしい」「麻生先生らしい刑事もの。絶対にドラマ化してほしい作品の一つ」「逞しい女子が活躍する話が好きな人はぜひおすすめ」「今巻も笑えて結構胸に刺さるお話だった」などのさまざまな反響が相次いでいる。

 また同作では、宙の知らない花を知る新キャラクターも登場する模様。ますます賑わう警察ヒューマンコメディをぜひ確認しておこう。

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