『彼女、お借りします』作者の話題作『紫雲寺家の子供たち』2巻発売! 特装版の公式アンソロジーは“肌色多め”?「男の財宝はここにあったかー!」

マンガ

公開日:2023/7/20

紫雲寺家の子供たち
紫雲寺家の子供たち』2巻(著者:宮島礼吏、作画協力:雪野れいじ/白泉社)

 都内の一等地・世田谷区成城には、一代で財を成した起業家の子供たち7人が住んでいる。スポーツや勉学、ルックスの良さを兼ね備えた才色兼備のきょうだいたちが聞かされたのは、実は本当のきょうだいではないという事実だった――。

 そんなあらすじから幕を開ける、禁断のラブコメディ『紫雲寺家の子供たち』最新2巻が2023年7月14日(金)に発売。今回は通常版とは別に、豪華なゲスト執筆陣が描く公式アンソロジー小冊子付きの“特装版”も刊行され、早くも読者から「推し先生と紫雲寺家キャラのコラボが眼福すぎる!」と大興奮のコメントが寄せられているようだ。

 同作の著者は、世界累計1100万部を突破したコミックス『彼女、お借りします』の作者・宮島礼吏。2017年から連載している『彼女、お借りします』に加え、2022年2月からは『ヤングアニマル』で最新作『紫雲寺家の子供たち』の連載もスタートさせた。

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 なお『彼女、お借りします』の最新32巻も同日の7月14日(金)に発売されている。最新刊ではダメダメ大学生・木ノ下和也が、ワケアリの超絶美少女・水原千鶴とひょんなことから物置きの中に閉じ込められてしまう展開に。人目のない密室でいったい何が起こるのか、気になる人はぜひこちらもチェックしてみてほしい。

彼女、お借りします
彼女、お借りします』32巻(宮島礼吏/講談社)

“レンタル彼女”を題材にした『彼女、お借りします』に対し、『紫雲寺家の子供たち』は男女7人による禁断同居ラブコメディ。それまで自分たちが紫雲寺家の子供であることに疑いもしなかった7兄弟姉妹は、末っ子・ことのが15歳を迎えたタイミングで父親から血縁関係がないことを聞かされる。

 きょうだいの関係が変わらないか気が気でない長男・新の目線で語られるのは、代わる代わるにアピールしてくる姉妹たちとの恋模様。これまでは普通のきょうだいとして過ごしてきたものの、父親の告白を受けて心境の変化があったきょうだいもいるようで――?

 新の双子として育てられた16歳の三女・謳華もそのうちの一人だ。1巻のラストは彼女の唐突な告白で幕を下ろし、最新刊ではその続きから物語が始まる。またかねてより新に想いを寄せていた末っ子・ことのもさらなる行動に出るなど、前巻以上に波乱に満ちた展開が繰り広げられていく。

 家族としての絆をとるか、禁断の恋をとるか…。揺れ動くきょうだいの気持ちを繊細なタッチで描いた同作に対し、読者からは「新くんのことが大好きすぎることのちゃんが可愛くてキュンキュンした」「2巻で各登場人物のキャラがさらに際立ち、物語にどんどん惹きこまれていく」「みんなが違った方法でアプローチをしているのがとても面白い」「かわいくもありカッコ良くもあり、どの女の子も魅力的で夢中になりました」などの反響が続出していた。

 また通常盤と同日に発売された特装版には、豪華な執筆陣が描くマンガやイラストをまとめた公式アンソロジー小冊子が付属する。『ドメスティックな彼女』の流石景や『がっこうぐらし!』の千葉サドル、『寄宿学校のジュリエット』の金田陽介など、総勢22名の執筆陣が集結。ここでしかみられない企画も満載のようで、SNS上には「参加された先生たちの愛がたくさん詰まってる。肌成分が多めなのも楽しみの一つ…!」「男の財宝はここにあったかー!」「畑健二郎先生だけ掟破りなことしていて焦るwww」といった喜びの声が後を絶たない。

 ドキドキのマンガ本編と、豪華なゲスト執筆陣が贈る公式アンソロジー。この機会をお見逃しなく。

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