新海誠監督『言の葉の庭』舞台化、11月10日(金)いよいよ上演スタート!

エンタメ

公開日:2023/11/9

言の葉の庭

 新海誠監督による劇場アニメーション『言の葉の庭』の公開10周年の節目となる今年、イギリスと日本で2つのカンパニーがそれぞれ制作する英日連携企画として、舞台『言の葉の庭』が上演される。

 既に8~9月には現地キャストによるロンドン公演が行われ、キャスト・スタッフが演劇賞にノミネートされるなど、高い評価を受けている本作。東京公演では、秋月孝雄役を岡宮来夢、雪野百香里役を谷村美月が演じ、英国の新進気鋭の演出家アレクサンドラ・ラターによる繊細な作品世界を、舞台上で表現する。

 舞台の原作となったアニメーション『言の葉の庭』は約46分の中編。靴職人を目指す高校生・孝雄が、雨の庭園で謎めいた年上の女性・雪野と出会い、雨の日にだけ言葉を交わしていく物語だ。今回の舞台化では、新海誠監督みずから執筆した『小説 言の葉の庭』(角川文庫)のエピソードも盛り込まれる点に注目したい。『小説 言の葉の庭』は、アニメーションではわずかな時間しか登場しなかった人物の背景を掘り下げ、孝雄・雪野以外の人々の人生と心情をも書き込んで、文庫版で400ページ近い大作となったもの。舞台上で、アニメーションのストーリーと小説版のエピソードがどのように融合するのか、期待が高まる。

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 もちろん舞台ならではの演出も用意されている。岡宮が「アニメーションを観た方も、小説を読まれた方も、舞台をご覧になると、どちらとも違う感じ方をされるシーンがあると思います」と語り、谷村は「舞台化にあたってアレックスさんの様々な表現方法を見て、人間にこれだけのことが出来るんだ、と感じました」と言う舞台で、新たな『言の葉の庭』の世界を味わってみたい。

小説 言の葉の庭
小説 言の葉の庭』(新海誠/角川文庫)

公演概要
舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』
原作:劇場アニメーション「言の葉の庭」(監督:新海誠)/「小説 言の葉の庭」(著者:新海誠
翻案・演出:アレクサンドラ・ラター(Whole Hog Theatre)
共同翻案:スーザン・もも子・ヒングリー

■東京公演
【上演期間・劇場】2023年11月10日(金)~19日(日) 品川プリンスホテル ステラボール

【出演】秋月孝雄役:岡宮来夢
    雪野百香里役:谷村美月

    秋月怜美役:石村みか
    伊藤宗一郎役:吉川純広
    相澤祥子役:山﨑紫生

    有川拓也 飯嶋あやめ 甲斐祐次 三小田芳樹 翔野 葵
    新橋 和 藤村リュウト 本間健太 松尾 悠 良田麻美

▼公式サイト
http://gardenofwords-stage.jp/

▼公式Twitter
@tgow_stage

▼コピーライト
©舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』 2023

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