Amazon、Googleが東日本大震災で為した活躍とは? 角川から電子書籍先行発売

IT

更新日:2013/2/25

 角川書店から、『Googleの72時間――東日本大震災と情報、インターネット』(著:林 信夫、山路達也)、『Amazonの3.11』 (著:星 政明)が、ノンフィクション単行本として初めて、電子書籍先行作品として発表される。

 今やさまざまな場面で日本人の生活に大きな影響を与えるアメリカの巨大IT企業。その代表であるGoogleとAmazonがあの東日本大震災に際してどのような支援活動を行ったのか。アメリカIT企業における従業員の意志決定、行動規範など、日本人にとって非常に示唆に富む内容を含んでいるという。角川書店は、震災から2周年の節目にこの両社の活動を公開することで、「日本人が大災害から立ち直りさらに未来へと進むためのささやかな力になれれば」と考えているとのこと。

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Amazonの3.11
希望小売価格:100円(税抜)
配信開始予定日:2013年3月7日より各サイトで順次配信予定 
予定配信先:Book☆Walker、Amazon Kindleストア、Google Play ブックス、楽天kobo
本コンテンツは電子書籍オリジナルのショートコンテンツ(約2万字/紙書籍の4分の1)

 2011年3月の東日本大震災時、数多の企業が復興支援活動をおこなうなか、Amazonは自社の機能を活かしたオリジナルの活動を展開した。「ほしい物リスト」。このサービスを活用した活動がもたらした支援物資の需供バランス。避難所の声を聞き、モノを届ける。この仕組みはなぜ生まれたのか。そして何をもたらしたのかをレポートする。

著者紹介
星政明(ほし・まさあき)
埼玉県出身。東京都立大学人文学部卒業。ライター。「週刊朝日」(朝日新聞出版)、「FRIDAY」(講談社)、「Newtype」(角川書店)などの媒体で人物インタビューを執筆。コンシューマー向けに、パソコンやスマートフォンなどのIT機器の活用法を解説する記事も多数手がけている。

Googleの72時間――東日本大震災と情報、インターネット』 
電子書籍版 希望小売価格950円(税抜)
四六判単行本(4月10日発売) 定価1470円(税込)

2011年3月11日、地震発生の数時間後に最初のサービスが立ち上がり、数日のうちにいくつもの災害対応サービスが本格始動していった。最前線で活動するITジャーナリスト2人が、その全容を克明にレポートする。

配信開始予定日:2013年3月1日より各サイトで順次配信予定 
予定配信先:Book☆Walker、Google Play ブックス、Amazon Kindleストア、楽天kobo

著者紹介
林信行(はやし・のぶゆき)
1967年生まれ。ITジャーナリスト。グーグルやアップルの企業動向の分析をはじめ、ブロードバンド化やブログ、SNSといった新トレンドにも早くから注目。グーグルについては 2001 年、共同創業者のラリー・ペイジが初来日した際に取材を行った。主な著書に『進化するグーグル』『ジョブズは何も発明せずにすべてを生み出した』(青春新書)、『iPhoneショック』(日経BP)、『スティーブ・ジョブズ--偉大なるクリエイティブディレクターの軌跡』(アスキー)など。

山路達也(やまじ・たつや)
1970年生まれ。雑誌編集者を経て、フリーの編集者・ライターとして独立。IT、環境系の解説記事などで活動中。主な著書に『新しい超伝導入門』 (PHPサイエンス・ワールド新書)、『日本発! 世界を変えるエコ技術』(ポット出版)、『進化するケータイの科学』(サイエンス・アイ新書)、共著に『インクジェット時代がきた!』(光文社新書)、『弾言』(アスペクト)など。