アニメ化決定で再注目…累計115万部突破の話題作『ベヒ猫』最新11巻発売！ 同日には『妖刀に魅入られしスケルトン』最新5巻も

　2024年3月29日（金）、シリーズ累計発行部数115万部を突破した人気マンガ『Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士（ペット）として暮らしてます』（以下：ベヒ猫）のコミックス最新11巻が発売。

　また同じ原作者が手掛ける『妖刀に魅入られしスケルトン　～迷宮を支配し、無敵の軍勢を率いる《最強》の剣魔王～』も同日に発売され、大きな注目を集めているようだ。

　通称『ベヒ猫』は、小説投稿サイト「小説家になろう」の連載作品が原作で、2018年に書籍化。同年にはコミカライズ版として、『ヤングアニマル嵐』（現在は『ヤングアニマル』に移籍）での連載がスタートした。

　そしてついにテレビアニメ化が決定し、3月24日（日）に開催された「AnimeJapan 2024」では新たなキービジュアルを解禁。今のところ放送日などの詳細は発表されていないが、早くもSNS上などでは「めっちゃ楽しみ！」「ムフフな展開が映像化されるの嬉しすぎる」「アニメ化でさらに化けそう」といった喜びや期待の声が広がっていた。

　物語の舞台は、迷宮都市・リューイン。モンスター蔓延る迷宮が存在するこの町には、数多くの冒険者が集っていた。かつてはそんな冒険者の1人だった主人公だが、魔族の圧倒的な力に敗れて命を落とし、災害級のSランクモンスター「ベヒーモス」の幼体に転生。自身の固有スキルを使ってダンジョンからの脱出を試みるも、アースドラゴンとの戦いで重傷を負い、そのまま意識を失ってしまう。

　そこへ現れたのが、探索に来ていた駆け出しのDランク冒険者・アリア。彼女によって命を救われた主人公は、どういうわけか「タマ」と名付けられて飼われることに。というのも「ベヒーモス」の幼体はまるで仔猫のような姿で、実際にアリアも仔猫と勘違いして連れてきたのだ。

　かくして「タマ」は助けてもらった恩を返すべく、彼女の騎士として護衛することを決意。冒険へ同行する日々が幕を開ける――。

　モンスターとのバトルシーンも多く描かれる一方、どうしても目を引くのがアリアの豊満なボディだろう。ことあるごとに「タマ」を胸に乗せたり、谷間に挟んだり……。そこで至福の時を過ごす「タマ」を見て、「猫になりたい」と切に願った読者も少なくないはずだ。

　そして今回の最新11巻では、新展開が待ち受けている模様。エルフの里を守ったアリアたちのもとに新たな依頼が舞い込むのだが、その内容とは未来から現れた魔王・ベルフェゴールの討伐協力だった。果たして海を渡った先、目的地であるウルスクラ王国で待ち受けているものとは……。

　一方、同日に最新5巻が発売される『妖刀に魅入られしスケルトン　～迷宮を支配し、無敵の軍勢を率いる《最強》の剣魔王～』は、迷宮で生まれた最下級モンスター「スケルトン」を主人公に据えた物語。ひょんなことから妖刀「闇時雨（ヤミシグレ）」を手にしたスケルトンは、妖刀に宿る美女の人格に導かれ、最弱から最強へと上り詰めていく。

　まだ既刊は少ないながらも多くの読者が注目しているようで、SNS上では「話のテンポが良いから見てて飽きない」「読者を異世界物語へ誘うのに文句のない画力」「『ベヒ猫』が面白かったから試しに『スケルトン』も読んでみたけど大当たりだった」「早く次巻読みたい」などの声が見受けられた。

　ちなみに最新5巻では、奇しくもベヒーモス絡みのキャラクターが活躍する模様。Sランク冒険者のフランとの邂逅を果たし、一行は迷宮の異変を調査しに行くことに。異変の原因やフランに秘められた能力など、見どころ満載の1冊となっている。

　気になる人は、ぜひ『ベヒ猫』と合わせてチェックしてみてほしい。