「君も仕事も両方大事だよ」 男のその言葉は、本当に失言なのか!?【「男子の失言辞典」から女の本音を解説】

恋愛・結婚

2015/1/14

 女の人との会話やメールが苦手だという男性に、ぜひ読んでいただきたい。いいなと思う相手とのやりとりの後、「なんか今、ひかれてる」と感じた男に読んでいただきたい。本当に我々男子は、女子が萎えるような言葉を発しているのだろうか?

 『男子の失言辞典』(小山祐子&ネットワーク小町/河出書房新社)には、合コン・初対面編に始まり、メール、デート、SEX、恋人&妻…など、各種各場面での男の失言が例示されている。それぞれの失言に対する「萎えポイント」と女子のコメント、「こう言えば誤解されず真意が伝わる」というアドバイスもあるので、検証するにはもってこいだ。独断でピックアップしてみた。

セコイ割り勘編

「(デートの最後に)4625円ね」
【女の萎えポイント】ジュース代まで割り勘ですか?
「3500円かかったけど、1000円でいいよ」
【女の萎えポイント】合計額など聞いてないのに恩着せがましい。

 男がオゴるのが当然とかいう女子など滅んでしまえと筆者は思うが、小山氏曰く「女子が請求を不当に感じるのは、会ってもつまらなかったうえ、会計時にしみったれたことを言われたから」。
 確かに、筆者の知り合いでも、男同士だが、飲んだ後に携帯で計算機を使うしみったれたヤツがいる。社会人が1円単位まで割るな、と思う。割り勘にしたいのなら、サッと請求額を見て「2000円だけいい?」とか「次のお店は出して(もちろん2軒めの方が安い前提)」とかスマートに言いたいところだ。
 また、支払い関連で女子が最も気になるのは「ホテル代」だという。「食事代は私が払うので、ホテル代は出して欲しい」「他は割り勘でも、せめてホテル代だけは多めに出して欲しい」という女子の声は耳に記憶しておきたい。

【男子ヨリ】「席を立っている間に会計してくれたのがカッコイイ」という女子に男はひく。

 

ああ、冷や汗出ました編

<美容院でヘアスタイルを変えた直後はドギマギしている>
「髪切ったんだ(のひと言で終了)」
【女の萎えポイント】髪切った、で終わらないで。ひと言褒めて欲しいな。

 「髪切った」と聞くのもひくわけ? と男子は思うだろう。この場合は「足りていない」のだ。小山氏曰く「“気付き”+“いいね!”でワンセット」。 髪を切ったときには気づいてもらいたいし、感想も欲しい。「期待されているのは、もちろん褒め言葉」だと太字で示されている。
 だが、髪型が失敗している場合だってある…。下手に触れないほうがいいのでは…?と思うこともあるだろう。「そんな苦境を救ってくれるのは、SNS風の“いいね!”」だと、小山氏は言う。おお、確かに「いいね!」なら、具体的な表現は不要だし、気づいたこと+好印象だよ、と女子に伝えられる。これは、今すぐにでも使いたい!

【男子ヨリ】まだ顔と馴染んでない前髪こそ正義!! カワイイよ、みんな!!

 

どう答えりゃいいんだ編

「私と仕事、どっちが大事?」(の質問に対し)
「仕事だよ/君だよ/両方だよ」
【女の萎えポイント】正直な解答など求めていません。

 どう答えてもダメなら、質問なんかするなよ! と男子は思うだろう。だが、これは質問であって質問ではない。「会えなくて寂しいの…」というアピールなのだ。ゆえに男子に求められているのは「解答」ではなく、「女子の気持ちに寄り添うこと」。
 この質問が女子から発せられたのなら─「寂しい思いをさせてごめんね」「我慢してくれてたんだね、気づけなくてごめん」と、優しく返そう。
 ただ、女子が求めているのは「言葉」ではなく「行動」だ。マメな連絡や、無理して1時間だけでも会うといった努力を忘れずに。

【男子ヨリ】大変勉強になりました。

 

言語道断人間失格編

男の「胸、大きいね」「女に指毛あるとか引くわー」「俺の匂い、どう?」「最後にセックスしたのいつ?」「俺は勝ち組だから」「もっとお洒落してこいよ」などのセリフ。

 もはや萎えポイント解説も、説明も要るまい。同じ男子として、こんなことを言うヤツが存在することを女子に謝罪します! でもって、こんなこと言う男とは付き合わない(別れる)ことをオススメします。

 というわけで、失言のないよう注意したメールを、気になる女子に送ってみた。返事にはひと言─「重い」。

 失言はしなかったが、また失恋したようである。恋の“苗床”から出直します。

文=水陶マコト