「龍」のパワーで幸せを引き寄せるたった1つの習慣

暮らし

公開日:2016/7/15

 この世には、間違いなく「見えない力」がある。『龍神さまに愛される生きかた』(五十嵐康彦/自由国民社)は、「見えない力」の中でも一番強いパワーを持っている「龍神さま」に、感謝の心と敬愛の念を持って日々を暮らしていれば、きっと幸せをもたらしてくれるということを教えてくれる。そのためにどんなことをすればいいのか、そもそも不思議な力とは一体なんなのかなどを、簡単な文章で教えてくれている、読みやすい一冊だ。

 この世の「不思議な力」を受けて幸せな人生を送るために、一番大切なことは「徳を積むこと」なのだそう。つらい修行をするとか、そういうことではなく、「他人に親切にすること」が基本になる。そして、幸せをもたらしてくれる「不思議な力」の中でも、特に強いパワーを持つのが龍神さまなのだ。龍神さまに関して詳しく知りたい方は、ぜひ本書をご一読いただきたい。

 今回は、最近よく話題になっている「パワースポット」と、その注意点について紹介したいと思う。本書では、単にエネルギーがたくさん出ている所という意味ではなく、「神聖な場所」としてのパワースポットを教えてくれている。「神聖な場所」のパワースポットには、神様のような高いレベルの霊がいて、「敬愛の気持ちを持っていれば、そのお力をいただきやすい」のだとか。

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 日本一のパワースポットは「分杭峠(ぶんぐいとうげ)」という長野県の標高1424メートルにある峠。ここは日本で最大、最古、最長の巨大断層地帯「中央構造線」の真上にあり、敏感な人が訪れると、手のひらなどが「チリチリ」するほどだとか。また、同じく長野県の諏訪大社(すわたいしゃ)もオススメだ。霊的に非常に高いレベルのパワースポットらしい。
 東京最大のパワースポットは皇居の中にあると言われている。また、明治神宮も非常に力のあるスポットだそうだ。

 ただし、パワースポットに行った際には注意点もある。「帰ったら塩でお祓い、お清めをする」「水を浴びたりする(シャワーを浴びる)」とのこと。パワースポットには「人の悲しみの怨念」が溢れている場所もあるそうで、そういう波長と合ってしまうと、力をもらうのではなく、負の念を抱えることになってしまうからだ。

 また、神社に行くと「お守り」を買う人も多いのではないだろうか。お守りは神様の発する力やメッセージを受け取りやすくなる「アンテナ」の役割をしてくれている。あまり長く持っていると良くないらしいので、数年したら必ずお焚き上げをするのがいいのだとか。

「見えない力」に感謝すること。難しいように思えて、今すぐできる心がけだ。目先の忙しさに追われて、心の潤いを失くしている人こそ、「目には見えないこと」を意識してみる時間があってもいいのではないだろうか。

文=雨野裾