1日ひとつずつ子どもの「できる!」を伸ばす! 『できるよ!せいかつ366』

出産・子育て

公開日:2016/11/2

 シリーズ累計60万部を突破した「頭のいい子を育てる」シリーズの第3弾『できるよ!せいかつ366(頭のいい子を育てる)』が2016年11月2日(水)に発売された。

 「頭のいい子を育てる」シリーズは、1日1ページ366日分、毎日の生活の中で、子どもたちの、“できるようになりたい!”“やってみたい!“知りたい!”ことを集めている。「くらし」「食べ物」「ことば」「運動」といった、子どものときに経験しておいてほしい基本的なことから、「行事」「仕事」「知識」など、親子で知っておきたい伝統や慣習、いまの時代の常識まで、1冊で多彩な14ジャンルを網羅し、子どもたちの“生きる力”を育てる。

生活の中で子どもの“できる!”を伸ばす

「くらし」の中では、「鉛筆の持ち方」「ぞうきんしぼり」「ふろしきづつみ」や「整理整頓」など、今どきの子どもたちが苦手で、かつ、くらしの中で身につけておきたい基本的なことを取り上げる。実際に子どもがチャレンジしているようすを撮影し、リアルな子どもの目線でとらえた写真で、わかりやすくやり方を紹介している。

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    ふろしきづつみのやり方

子どもたちの憧れの仕事や、物をつくりだす仕事の工程を紹介!

「しごと」として紹介されるのは、子どもたちが憧れる職業ランキングより、“選手”や“アイドル”“花屋”さんなどの仕事内容や、どうしたらその職業につけるかといった内容。また、“ランドセル”や“アニメーション”、“おかし”や“アイス”など、ふだんの生活で使っているものや見ているもの、食べているものが、どのように作られているかのおどろきの工程が写真で見てわかるようになっている。

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    ランドセルが出来るまで

生きていくためのコミュニケーション力をつける!

「ことば」では、“あいづち”や“クッションことば”といった、人と人とのコミュニケーションをスムーズにするためのことばや、「やめて!」「たすけて!」といった自分の気持ちを相手に伝えるためのことばの使い方を掲載。子どもたちの成長に欠かせない“コミュ二ケーション力”を伸ばすことが出来る。

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    クッションことば

 まだ文字を読むのに慣れていない子どもでも、写真やイラストを見れば、パッと理解できるように、写真やイラストを中心に、漢字はすべてふりがなつき。徹底して「わかりやすさ」にこだわっている。さらに巻末に添付した「できたよ!シール」を1日1枚読み進めるごとに貼っていけば、1年間の積み重ねが、たいせつな成長の記録にもなる。とりあげたテーマの理解をさらに深めるコラムもついた充実の一冊だ。

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宮里暁美(国立大学法人お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所教授、文京区立お茶の水女子大学こども園園長)

子どもの姿に「耳を澄ますこと、目をこらすこと」を心がけ、30年以上、保育の現場や保育者養成に従事。お茶の水女子大学附属幼稚園の副園長を7年間務める。十文字学園女子大学幼児教育学科教授を経て、2016年4月より現職。子どもたちや親たちとともに、季節を味わいながら過ごす日々を重ねている。著書に『子どもたちの四季』。3児の母。

※掲載内容は変更になる場合があります。