余裕がある時に「少し○○しておくだけ」で毎日の料理がずっと楽に! 働くママの“頑張らない”レシピ【作ってみた】

食・料理

公開日:2016/11/24

働くママの時短ごはん

著:
出版社:
女子栄養大学出版部
発売日:
『働くママの時短ごはん』(武蔵裕子/女子栄養大学出版部)

 働くママにとって、日々の食事作りというのは、相当な負担ですよね。かと言って、毎日外食や出来合いの料理を買うわけにもいかず、仕事以上に頭を悩ます部分でもあると思います。せっかくなら作るのもラクで、子供たちも喜ぶような、お互いがハッピーになれるレシピがあれば嬉しいのに…。そんな世の中のママたちの声に応えるべく、『働くママの時短ごはん』(武蔵裕子/女子栄養大学出版部)が発売されました。著者は、自身も働きながら双子の息子と両親の三世代の食事を切り盛りしてきていて、その中で編み出してきた“頑張らなくていい”簡単ごはんや時短アイデアがたくさん紹介されています。そこで今回は、それぞれ頑張らなくていいポイントが活用された3品を実際に作ってみました。

1、2食分まとめて作ってストック!「鮭のトマト煮」(P.40)


 フライパンに鮭を並べ、トマト、酒、オリーブオイルを加えてふたをします。これを弱火の中火にかけ8分ほど煮て、最後にブロッコリーと一緒に皿に盛り、粉チーズをふれば完成です。

 1品目は、2食分まとめて作ってストックしておけば、別の日にアレンジして楽しめるレシピです。働いている人はよく週末に何品も作って、それを平日に食べるということをしていると思いますが、貴重な休日の時間が潰れてしまったり、予定が狂って食べられずということになったりもしますよね。そうならないために、ここでは一度に2食分作り、1日置いて翌々日に食べる方法をおすすめしています。2日連続で同じおかずだと飽きてしまいますが、翌々日ならまた新鮮さがあったり、簡単なリメイクをすれば全く違った料理として楽しめることもできます。今回のレシピは、鮭の塩気を活かしたシンプルな味付けなので、このまま食べれば、トマトのうま味を吸い込んだ鮭を楽しめ、オリーブオイル・しょうゆで味付けすればパスタソースに、なすと和風だしの素と炒めれば和風おかずとして味わえます。翌々日のアレンジを考えながら料理を作るのは、またなかなか楽しいですよ。

advertisement

2、ひと皿で多品目料理に!「たっぷりごまとさつまいもの混ぜごはん」(P.53)


 良く洗って皮つきのまま1cm厚さのいちょう切りにしたさつまいもを、電子レンジで4分半ほど加熱し、塩をまぶします。これを、黒すりごまを混ぜ合わせたご飯に加えて混ぜれば完成です。

 2品目は、ひと皿でいろんな食材の味を楽しめる多品目料理レシピです。忙しいからと言っても、やはり家族の健康のことを考えれば毎日バランスのいい食事を作ってあげたいもの。だからと言って毎日、4品5品も作れませんよね。だったら、品数は少なくても良いから一品あたりに様々な具材を入れてバランスをとりませんか? 今回のように、ご飯の中に黒すりごまやさつまいもを入れたり、野菜たっぷりな豚汁などを作ればボリュームも出るので、あとはゆで野菜の和え物など簡単なおかずで十分お腹は満たされるはずです。しかも、今回のご飯レシピであれば、本当に混ぜるだけなので10分もかからずに完成し、時短料理としても優秀でした。さつまいもの甘さとホクホク感が黒ごまの芳醇な香りに包み込まれて、今だからこそ楽しめる一品です。

3、電子レンジで手間なし!「豆腐のふわふわ蒸し」(P.74)


 しっかり水切りした豆腐を食べやすい大きさにちぎって耐熱皿に入れます。ここに、卵とめんつゆを混ぜたものを流し入れ、かにかまを散らしたらラップをして電子レンジで2分ほど加熱します。その後いったんかき混ぜて、さらに1分ほど加熱すれば完成です。

 3品目は、時短料理にはやはり欠かせない電子レンジを使ったレシピです。料理は必ずしもコンロで作らなければいけない必要はなく、グリルやオーブン、電子レンジといった道具まかせにできる料理を知っておくと、つきっきりでいる必要がないので、気持ち的にもラクになれますよ。特にオーブンや電子レンジは少し離れても大丈夫なので、この間の時間も有効活用できます。もちろん味の方も劣ることなく、今回の料理も材料をお皿に入れれば、あとは電子レンジが仕上げてくれたのですが、しっかり豆腐にも卵にもめんつゆの優しい甘さがしみ込んでいて、ほっこりできる美味しさでした。

 他にも、すきま時間に「切っておく」「冷凍しておく」など簡単な処理だけしておく“ゆるストック”技や、フライパンごと食卓に出せる料理、自家製ポタージュの素を活かした料理など、忙しいからこそ役立つレシピがたくさん紹介されています。

“頑張らない”と決めたら、きっともっと楽に料理が作れるはず
毎日忙しく働く人ほど、「でもちゃんとご飯は作らなきゃ」「忙しさを理由に手抜きしていると思われたくない」などと、自分自身にプレッシャーをかけていることが多いように思います。でも「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」と自分に言い聞かせることができたら、気持ちも軽くなり、きっともっと楽に料理を作ることができるようになるはず。すべてのことを完璧にこなすのはやはり難しい。だったら、料理はもっと肩肘張らずに気軽に作ってみませんか?

文=JUNKO

この記事で紹介した書籍ほか

働くママの時短ごはん

著:
出版社:
女子栄養大学出版部
発売日:
ISBN:
9784789545044