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「人工知能」は本当に人間の仕事を、人類の価値を奪うのか? 人工知能、IoT…「その先」はどうなる?時代に乗り遅れないために読んでおきたい人気の9タイトルが1冊に

 2013年10月に創刊された、「角川EPUB選書」シリーズ。情報が双方向化し、爆発的に増大する現代において、何がどのように変化したのかを解説し、将来に向けての指針となる新しい知識を発信するレーベルだ。なんと同シリーズの人気9タイトルが1冊に集約された、『【9冊超合本版】EPUB選書セレクション』が電子書籍限定で配信された。

『【9冊超合本版】EPUB選書セレクション』に収録されているのは、『人工知能は人間を超えるか』『アカマイ』『Google vsトヨタ』『ルールを変える思考法』『デジタル教育宣言』『元素変換』『情報汚染の時代』『デジタルの作法』『ネトウヨ化する日本』の9タイトル。インターネット情報の3分の1を運用する知られざる超大企業・アカマイの実態、人工知能研究の第一人者・松尾氏による人工知能の核を担うディープラーニングとその未来、IoTの最前線となるGoogleとトヨタの自動車業界をめぐる攻防、Google・Amazonとは全く異なる路線でドワンゴを1部上場企業に育てた経営者・川上量生など、各界の第一人者による珠玉のテーマが満載だ。

 その中でも特に注目したいのが、松尾豊氏による『人工知能は人間を超えるか』。同書は2016年、「ITエンジニア本大賞」ビジネス書部門大賞、「ビジネス書大賞」審査員特別賞を受賞している。

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 掃除ロボやスマホの音声認識など「人工知能」搭載の製品が増えており、ますます身近な存在になってきた「人工知能」。将棋やクイズ番組などでは「人工知能vs人間」の戦いが行われ、機械が人間を越える日も近いのでは…?と危惧する声も聞かれる。実際、2014年の英オックスフォード大学の研究報告では、今後10年から20年ほどで、人工知能を含むITの進化の影響によって、米国の702の職業のうち約半分が失われる可能性があると述べられている。また、宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士や、実業家のイーロン・マスク、ビル・ゲイツなども、「人工知能は人類を滅ぼすのではないか」との懸念を相次いで表明している。果たして「人工知能」は本当に人間の仕事を、人類の価値を奪うのか―。

 本書では、人工知能学会で編集委員長・倫理委員長なども歴任、日本トップクラスの研究者の著者が、これまで人工知能研究が経てきた歴史的な試行錯誤を丁寧にたどり、その未来像や起きうる問題までを指摘。情報工学・電子工学や脳科学はもちろん、ウェブや哲学などの知見も盛り込み、「いま人工知能ができること、できないこと、これからできるようになること」をわかりやすく解説している。大きく進化している「人工知能」を理解するのにオススメな一冊だ。

 そして、東京オリンピックが開催される2020年まで残すところあと3年となった今、読みたいのが、『Google vsトヨタ』。2014年に発売された同書では、「トヨタの真の敵は、もはや自動車メーカーではない 」と述べる。

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 IT業界のガリバーとして、人工知能やロボットの研究者、開発企業などを次々と傘下に収めているGoogle。これから2020年代前半にかけては、自動運転車から始まって、それを含む交通システム、エネルギーなどのインフラやその制御などのビジネスを各国の主要都市で握ることが、Googleの一つの目標となるというのだ。また、この分野を狙っているのはGoogleだけではなく、まさにこれから起きようとしていることは、自動運転車を入口として、 既存/新興自動車メーカーのみならず、IT・通信・電力事業者などが入り乱れる 「異種格闘技戦」だと指摘する。

 本書は、IT・電機に精通し、自動車を精力的に取材する気鋭のアナリストが、 豊富な取材とあわせて、各社の財務やM&Aのデータも含めて多角的に分析。 「Google対トヨタ」の対決を軸に、2020年の東京オリンピックを挟んだ 産業地図を精緻に予測し、テクノロジーが招く新たな激突の構図を読み解いていく。

 その他にも人工知能、IoTなど情報化時代の必須テーマの潮流と「その先」にせまったラインナップが揃った『【9冊超合本版】EPUB選書セレクション』。この機会にチェックしてみてはいかがだろうか。

【ラインナップ】



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