缶詰めで作る「超ズボラレシピ」全70品! サバ缶のハーブ焼き、焼き鳥缶のねぎ味噌和え…おいしい料理に大変身!【作ってみた】

食・料理

公開日:2017/3/7

『ズボラ缶詰めし』(舘野雄二/宝島社)

 かつての「缶詰」イメージと言えば、必ず食品戸棚に1つはストックしてあり、どちらかと言うと地味で非常食的な印象が強かったですよね。でも最近の缶詰は、いろんな種類があるだけでなく、パッケージまでもオシャレで缶詰専門バーもあるほどです。そんなオシャレに進化した缶詰は、もちろんそのまま食べることもできますが、ほんのちょっとアレンジして使えば、手軽で美味しい料理を作れるアイテムとしてとっても重宝されています。そんな缶詰レシピばかりを集めた『ズボラ缶詰めし』(舘野雄二/宝島社)が発売されました。ここでは、一流の和食料理屋店主が、スーパーなどで売られている缶詰を使った3ステップレシピを70品も紹介していて、缶詰のいろいろな可能性を感じることができる1冊になっています。そこで、今回はサバ水煮缶、焼き鳥塩焼き缶、マッシュルーム缶を使った3品を実際に作ってみました。

1、サバの水煮缶で香ばしい「サバ缶のハーブ焼き」(P.7)


 ボウルに茹でたほうれん草、サバの缶汁、しょうゆを入れて混ぜ合わせます。これを耐熱皿に並べ、その上にサバの身を置き、さらにパン粉、オリーブ油、乾燥ハーブを混ぜ合わせたものを回しかけます。最後にこれを、オーブントースターでこんがり焼き色がつくまで焼けば完成です。

 まず1品目はサバの水煮缶を使ったレシピです。サバの水煮缶と言えば、和食の煮込み料理などで使われることが多いですが、ここではオリーブ油や乾燥ハーブと合わせることで、洋風な一皿に大変身。サバの臭みなどは全くなく、サクサクっとしたパン粉の食感や、少し塩気があるハーブがサバにマッチしていて、ワインなどが合いそうなオシャレなおつまみという感じでした。ちなみにサバ缶は今流行りの低糖質なので、ダイエットが気になる人にもぴったりな一皿です。

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2、焼き鳥塩焼き缶で日本酒にぴったりの「焼き鳥缶のねぎ味噌和え」(P.55)


 ごま油を熱したフライパンで長ねぎを炒め、しんなりしてきたら田舎味噌と砂糖、めんつゆを混ぜ合わせたものを加えてさっと炒めます。最後に温めておいた焼き鳥を加えて和えれば完成です。

 2品目は、焼き鳥塩焼き缶を使ったレシピです。この缶詰自体にある程度しっかり味がついているのですが、ここでは甘辛味噌を加えて炒めることで、より香ばしくこってりとした味付けになり、日本酒が進みすぎてしまいそうな危険なおつまみになりました。白ご飯の上にのせて丼にしても美味しいですよ。

3、マッシュルーム缶で朝からオシャレな「マッシュルームとフランスパンのオイル和え」(P.77)


 フライパンにマッシュルームの缶汁を入れて、煮立ったらベーコン、レーズンを加えてひと煮立ちさせます。これと、カリカリに焼いたフランスパン、オリーブ油をボウルに入れてさっと和えれば完成です。

 3品目は、マッシュルーム缶を使ったレシピです。マッシュルームと言えば、スライスしてハンバーグのソースなどに使われているサブ的なイメージがありますが、ここではかたまりのマッシュルームを使うのであの独特の食感を楽しめ、しっかり主役の働きをするマッシュルームに出会うことができました。また、レーズンを入れることで、レーズンの甘さが全体の味に奥深さを出してくれて美味しく、朝からパクパク食べられる一皿でした。

 

他にも缶詰を使ったおかずレシピだけでなく、フルーツやあずきの缶詰を使ったスイーツレシピまでも紹介されていて、缶詰の守備範囲の広さを感じることができます。

上手に活用できればもっともっと料理のバリエーションが広がります!
 缶詰ってすぐに料理に使える一方で、使うことでちょっと手抜きをしたような罪悪感を感じてしまうこともありました。でも、今回紹介したような料理は、手軽なんだけれどかなり新しい料理に変身していたりして、上手く活用できれば料理のバリエーションがぐーんと広がることを実感できました。せっかくたくさんの種類の缶詰があるので、ぜひいろいろと試してみて、料理の可能性を広げてみてはいかがでしょうか?

文=JUNKO