一緒にいて「楽しい人」と「疲れる人」の違いとは?

人間関係

2017/4/16

『一緒にいると楽しい人、疲れる人』(有川 真由美/PHP研究所)

 「一緒にいると楽しい人」って、どんな人だろうか? 話題が豊富で話がはずみ、優しい人柄。自分の考えをしっかり持っていて頼りになる。いつも気持ちよく別れてまた会いたいな、と思える人…。自分は一緒にいて楽しい人だろうか? 疲れる人だろうか?

 『一緒にいると楽しい人、疲れる人』(有川 真由美/PHP研究所)は、誰でも「一緒にいると楽しい人」になれる習慣や会話術、「疲れる人」の特徴と対処法が満載の一冊だ。数多くの転職を経験し、働く女性のアドバイザー的な存在である、有川真由美氏ならではの視点にハッとさせられる。

 「一緒にいて楽しい人」になると、人間関係のストレスが減り、たくさんの人に支えられていることが実感できるようになるという。肩の力を抜いて、人生の喜びや楽しみを人と共有できれば、人生が何倍も豊かになるだろう。楽しい人と疲れる人の、日々の豊かさは、どんどん差がついていくのだ。「一緒にいて楽しい人」になりたい! ではどうすればいいの?

■「気持ちのいい人」の習慣を知る

 「気持ちがいい人」とは気楽に付き合える人だ。気取らずに気軽に、心をオープンにして会える人とは、楽しかったり癒されたりする時間がもてるもの。気持ちのいい人は、いつも明るいが、それは「明るい面に目を向ける習慣」を持っているからだそう。自分を喜ばせてくれるものを上手に見つけ、そうでないものに気づいて手放すことや、見方を変えることが習慣になっている。楽しいことが起こるから楽しいのではなく、楽しいことを見つけるのが上手いのだ。

■身近にいる人への気配りを大切にする

 いざという時、自分を支えてくれるのは、やはり身近な人だ。心を配り気を配り、支えあえる関係を培っていきたい。自分を大切にしてくれる人には同じように大切にしようと思うものだから。

■「気にしない人」の魅力

 つけいる隙がない人より、適度なゆるさがある人といると心地よい。人に良く思われたいという気持ちは自分を疲れさせるもの。人への気遣いもほどほどにして、人がどう思うかより自分がどうしたいかを優先し、「良い加減」を心がければ、お互いに心地よく付き合える。ご機嫌な人はまわりの人を幸せにするものだ。

■「一緒にいると疲れる人」からは、逃げるが勝ち

 攻撃的な人、話がくどい人、ネガティブな人、思いこみの激しい人、上から目線の人など「一緒にいると疲れる人」をエナジーバンパイアというそう。バンパイアと、まともに戦って心を嫌悪感で汚してはいけない。変えることはできない相手と過去に対してあれこれ「執着」することは、心と体のエネルギーを浪費することだと著者は述べる。

 人生で出会う人は限られている。「一緒にいると楽しい人」になって、縁があった人と喜びや楽しさを共有し合い、豊かに生きたいものだ。

文=泉ゆりこ