篠田麻里子「雪平夏見の強烈な魅力を表現できたら」 秦建日子作のミステリー小説『アンフェアな月』舞台化決定!

文芸・カルチャー

公開日:2017/11/11

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「マリコ様が夏見ママに!?」 ミステリー小説『アンフェアな月』篠田麻里子主演で舞台化決定!

ミステリー小説『アンフェアな月』篠田麻里子主演で舞台化決定!「ドラマ大好きだったから絶対見に行かなきゃ」と話題

「染谷くんとわだっくまと聞いたら見ないわけには」ミステリー小説『アンフェアな月』舞台化! 篠田麻里子、染谷俊之、和田琢磨ら豪華キャスト出演

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 女刑事・雪平夏見を主人公としたミステリー小説『アンフェアな月』が、篠田麻里子主演で舞台化されることが決定した。ドラマや映画などで人気を博したシリーズが舞台でも展開されるとあって、「マリコ様が夏見ママに!?」「ドラマ大好きだったから絶対見に行かなきゃ」と話題になっている。

 舞台の原作となるのは、バツイチ子持ちで大酒飲み、しかし無駄に美人で捜査一課検挙率No.1という女刑事・雪平の活躍を描いた「刑事・雪平夏見シリーズ」の第2作目。第1作目の『推理小説』は「アンフェア」としてドラマ化されたことでも有名な作品で、ドラマ化の際は雪平を篠原涼子が演じ人気を集めた。

 今回雪平が挑む事件は、生後3カ月の赤ん坊誘拐事件。通報を受けた時の状況から雪平は母親の狂言誘拐を疑うが、その時、犯人らしき人物から電話が。電話の主は身代金も条件も提示せず、「娘に見合うだけのものを用意しろ」という曖昧な要求を突きつける。奇妙な犯人に捜査本部が翻弄される中、赤ん坊の遺留品が発見された山の中から、予想だにしなかったものが掘り出される。

 雪平の相棒・安藤刑事は2.5次元舞台での活躍がめざましい染谷俊之が演じ、脚本・演出はミュージカル「忍たま乱太郎」の菅野臣太朗が担当。篠田は雪平を演じるにあたって「雪平夏見の強烈な魅力を表現できたらと、今からとてもワクワクしています」とコメントしている。

 篠田と染谷の他には、「ミュージカル テニスの王子様」などで話題の和田琢磨や、演劇集団キャラメルボックスの岡田達也、「仮面ライダー電王」で人気に火がついた中村優一、“自称”アイドルグループMesemoa.の野崎弁当、そしてお笑いコンビ・インパルスの堤下敦が出演。「染谷くんとわだっくまと聞いたら見ないわけには」「めっちゃ大好きなアンフェアに中村くん出演とか激アツ!!」「原作読みながらこのセリフを野崎さんが…! って想像して感動してる」と、各キャストのファンからも注目を集めているようだ。

 ドラマでも描かれなかった事件に挑む雪平を、篠田はどう演じるのか。確かめるには劇場へ足を運ぶしかないだろう。

■「~刑事・雪平夏見シリーズ~ 舞台『アンフェアな月』」
既刊:2018年2月22日(木)~3月4日(日)
会場:天王洲 銀河劇場
原作:秦建日子
脚本・演出:菅野臣太朗
出演:篠田麻里子、染谷俊之、岡田達也、中村優一、和田琢磨、堤下敦(インパルス)、飯田基祐、野崎弁当(Mesemoa.)
公式サイト:http://www.unfair-stage.com/