眼精疲労に効く野菜って? 金メダリストを育てた栄養士が教える“人生を変える食事法”

健康・美容

2018/2/26

 金メダリストを育てた一流栄養士の“人生を変える食事法”を紹介する、『仕事のパフォーマンスが劇的に上がる食事のスキル50』が2018年2月13日(火)に発売された。

 1095回。この数字は人が1年間に摂る平均的な食事の回数だという。ただ漫然と適当なものを食べている人と、「強くなるためのチャンスだ」と意識的に食事を摂っている人とでは、大きな差が出る。

 著者は、オリンピック金メダリストをはじめとした3万人以上のトップアスリートをサポートしてきた一流管理栄養士・川端理香。身体と食物との関係性を熟知し、食べ物を「天気」によって変えるなど、さまざまな要素を組み合わせながら栄養サポートを行っている。

 同書では、著者が培ってきたアスリートのパフォーマンスを上げるための食事のスキルをビジネスパーソンに応用。集中力をつける、思考力・判断力を上げる、疲労を回復する、メンタルを整えるといった、仕事のパフォーマンスに不可欠な要素を食事によってコントロールする方法を紹介している。

 食生活を改善し、つねに最良のコンディションを保っておくことで「一発勝負のプレゼンで、コンペに勝つ」「上司から与えられた仕事で、最高の成果を上げる」「取引先との商談で、契約を勝ちとる」など、仕事のチャンスをものにできるようになるという。

■パフォーマンスが向上する食事は、健康に痩せる食事でもある
 紹介されている食事術は、健康に痩せるための方法と共通する部分が多いため、ダイエットにも有効。たとえば、集中力を上げるためには血糖値の乱下降を防ぐ必要があるが、これを実践すると中性脂肪の量を減らすことが可能に。また、糖質ではなく脂質を使って脳を活性化する方法は、体内の脂肪を燃焼させるプロセスが含まれている。

 これらのノウハウは、実際に著者がアスリートにすすめていることが基本になっているので、体脂肪が増えないようにすることが前提。さらに、きつい食事制限によるストレスや栄養の偏りで、パフォーマンスが落ちないよう無理せず健康的に効率よく脂肪を落とすことができる。

■眼精疲労にはホウレンソウ、ブロッコリー、インゲン
 1日中パソコンとにらめっこしながら仕事をしたあと、帰りの電車でまわりを見渡すとほとんどの人がスマートフォンをのぞきこんでいるということも。パソコンやスマートフォンのディスプレイを見続けていると眼精疲労が蓄積して、それに比例するように集中力や思考力が落ちる。とはいえ、液晶画面を見ずに仕事をしたり、日々の生活を送ったりすることはできないという人が大半。だが、その害を抑えるのに効果的な栄養素「ルテイン」がある。

img02.jpg

 ルテインとは、緑、赤、黄など色の濃い野菜の色素であるカロテノイドの1つで、ホウレンソウやブロッコリー、インゲン、ニンジン、トマトなどの緑黄色野菜や卵の黄身などに含まれている。なかでも、含有量が多いのがホウレンソウ、ブロッコリー、インゲン。ただし、これらを温野菜のサラダやおひたしにして食べるのは効率が悪い食べ方。ルテインは油と一緒に摂取することで、体内への吸収が劇的にアップする。たとえば、ホウレンソウやインゲンならバターで炒める。サラダで食べたければ、オイル入りのドレッシングやナッツやクルミなど脂質の多い食材と一緒に食べることで吸収が上がるという。また、ルテインを含む緑黄色野菜の多くは、ビタミンAとビタミンCを豊富に含んでいる。これらも眼精疲労の回復にとても重要な栄養素なので、目の疲れによって集中力が途切れがちな人は「緑黄色野菜を油と摂る!」と覚えておくといいだろう。

img03.jpg

 食生活の改善ノウハウを記した同書で、最高のパフォーマンスを手に入れてみてはいかが?

<目次>
第1章:なぜ、食べ物を変えると人生が変わるのか?
第2章:集中力を上げる食事
第3章:思考力・判断力を上げる食事
第4章:疲労回復に効く食事
第5章:メンタルを整える食事
第6章:サプリメントの正しい使い方

川端理香(かわばた・りか)
WATSONIA(ワトソニア)代表。管理栄養士。元日本オリンピック委員会強化スタッフ。昭和女子大学卒業後、東京大学研究生を経て現職。2004年アテネオリンピック「VICTORY PROJECT」のチーフ管理栄養士として全日本女子バレーボールチームや競泳、体操、レスリングなどをサポートし、金メダリストを輩出。2008年北京オリンピックでは全日本男子バレーボールチームをサポートする。また、Jリーグの横浜F・マリノス、浦和レッズ、FC東京など15チーム以上の選手や、プロ野球、プロゴルフ、Vリーグ、Bリーグ、ラグビー日本代表など、3万人以上のトップアスリートの栄養サポートを行う。さらに、大学や専門学校の講師を務めるほか、企業の栄養アドバイザー、学生や一般向けの講演を通して「食育活動」も精力的に行っている。「日刊スポーツ」をはじめ、新聞、雑誌への寄稿多数。著書に『10代スポーツ選手の栄養と食事』『カラダの悩みは食べ方で99%解決する』『毎日使える! 野菜の教科書』など多数。

※掲載内容は変更になる場合があります。