「なんだか眠れないなあ」という時に…大人のための眠れる物語

暮らし

公開日:2018/3/29

 ぐっすり眠れる方法を紹介してくれる大人向けの物語『眠れなくても、まぁいいか』が、2018年3月28日(水)に発売された。

 同書で描かれるのは夜の動物園で起きる不思議なできごと。動物園の飼育員である主人公は、うまく眠ることができずに悩んでいた。すると園内の見回りをする主人公に、動物たちが“とっておきの眠れる方法”を教えてくれる。物語仕立ての構成で、心理学や科学的手法をベースにした入眠法を学んでいこう。

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 累計100万部を突破した記録的ベストセラー絵本『おやすみ、ロジャー』の監修者・三橋美穂がプロデュース。眠くなる仕掛けを随所に施した1冊に仕上げている。物語形式なので、大人はもちろん子どもを寝かしつける際にも役立つはず。

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 付録として、本文朗読音声をダウンロードできるチケットつき。約1時間の音声データを簡単にダウンロードしてスマートフォンで再生できる。読み上げるのは「ルパン三世」の峰不二子役、「ソードアート・オンライン」のシノン役で知られる人気声優・沢城みゆき。枕元に置いて耳を傾けるだけで、自然と眠りに落ちられるだろう。

 なかなか眠りにつけないという悩みも、動物たちが教えてくれるアドバイスで解消できるかもしれない。

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<本文より一部抜粋>
「いいか、オレみたいに口を大きく開けてみろ。そうすることでムダな力が抜けるんだ。いいか、リラックスする時はお前たち人間だって伸びをするだろ。それと同じで、口だってゆっくり大きく開けばリラックスできる」
「そんなことで眠れるのかなぁ」
「ほーら、またお前はそうやって頭でばかり考える。やってみればいいんだ。頭を使って眠れないなら体を使え。難しく考える必要はない。ともかくやってみろ」
僕はその場で伸びをしながら大きく口を開けてみた。
ふわあああああ。
すると、不思議なことに自然とそれはあくびに変わった。もう一度口をゆっくりと大きく開けてみた。
ふわあああああ。
涙が出るぐらいの大きな大きなあくびが出た。心なしか頭もスッキリとしてきた。

※掲載内容は変更になる場合があります。