「不倫がやめられない…」 その悩み“哲学者”が答えを出しています!

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2018/5/19

 現代人の悩みを哲学者の言葉を使って解説する『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』が、2018年4月27日(金)に発売された。

「将来が不安」「お金がほしい」「死ぬのが怖い」…。これらの現代人の悩みは、はるか昔から人々を苦しめてきた人類共通のもの。昔から考えられてきたのならば、歴史に名を残した「哲学者(=思考そのものを生業とする人)」たちが解決法を知っているはずだ。

 同書は、わかりやすい言葉で哲学が学べて、悩みが解決できる一冊。例えば「自分の顔が醜い」という悩みは、戦後のフランスで活躍した哲学者のジャン=ポール・サルトルが答えを出している。

 サルトルは、背が小さくて斜視という外見的コンプレックスに苦しみながら、「人は今ある自分じゃないものになることができる」とする“実存主義哲学”を提唱。また、古代ギリシャの哲学者プラトンは、師・ソクラテスの突然の死に遭遇し、その後ずっと人の死について思いをめぐらせながら「哲学とは死の練習である」という考えに至った。

 ほかにも「将来、食べていけるか不安」という悩みはアリストテレスが、「嫌いな上司がいる。上司とうまくいっていない」といった悩みはバールーフ・デ・スピノザが答えを出している。

<仕事>
「忙しい。時間がない」⇒アンリ・ベルクソンが答えを出しています。
「お金持ちになりたい」⇒マックス・ウェーバーが答えを出しています。
「やりたいことはあるが、行動に移す勇気がない」⇒ルネ・デカルトが答えを出しています。
「会社を辞めたいが辞められない」⇒ジル・ドゥルーズが答えを出しています。

<自意識・劣等感>
「緊張してしまう」⇒ゴータマ・シッダールタ(ブッダ)が答えを出しています。
「自分の顔が醜い」⇒ジャン=ポール・サルトルが答えを出しています。
「思い出したくない過去をフラッシュバックする」⇒フリードリヒ・ニーチェが答えを出しています。
「自分を他人と比べて落ちこんでしまう」⇒ミハイ・チクセントミハイが答えを出しています。
「他人から認められたい。チヤホヤされたい」⇒ジャック・ラカンが答えを出しています。
「ダイエットが続かない」⇒ジョン・スチュアート・ミルが答えを出しています。
「常に漠然とした不安に襲われている」⇒トマス・ホッブズが答えを出しています。
「人の目が気になる」⇒ミシェル・フーコーが答えを出しています。

<人間関係>
「友人から下に見られている」⇒アルフレッド・アドラーが答えを出しています。
「家族が憎い」⇒ハンナ・アーレントが答えを出しています。

<恋愛・結婚>
「恋人や妻(夫)とけんかが絶えない」⇒ゲオルク・W・F・ヘーゲルが答えを出しています。
「不倫がやめられない」⇒イマヌエル・カントと親鸞が答えを出しています。
「大切な人を失った」⇒ジークムント・フロイトが答えを出しています。

<人生>
「やりたいことがない。毎日が楽しくない」⇒道元が答えを出しています。
「人生の選択に迫られている」⇒ダニエル・カーネマンが答えを出しています。
「夜、孤独を感じる」⇒アルトゥール・ショーペンハウアーが答えを出しています。

<死・病気>
「死ぬのが怖い」⇒ソクラテスが答えを出しています。
「人生がつらい」⇒マルティン・ハイデガーが答えを出しています。
「重い病気にかかっている」⇒ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが答えを出しています。

 日々悶々として悩んでいるならば、アリストテレスやニーチェに相談してみてはいかが?

小林昌平
1976年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。専攻は哲学・美学。共著『ウケる技術』は20万部のロングセラーとなり、東京大学i.schoolでのワークショップの教材になるなど、その後のビジネス書に大きな影響を与えた。大手企業に主任研究員として勤務する傍ら、学会招待講演、慶応義塾大学ゼミ講師も務める。テーマは人文科学の知見をビジネスに活用する “Humanities on Industry(HoI)”。

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