望月麻衣「自分の原点ともいえる作品」 小説『託された子は、陰陽師!? 出雲に新月が昇る夜』が大好評!

文芸・カルチャー

2019/5/26

『託された子は、陰陽師!? 出雲に新月が昇る夜』(望月麻衣/ポプラ社)

 2019年5月2日(木)に、小説『託された子は、陰陽師!? 出雲に新月が昇る夜』が発売された。読者からは、「あたたかい気持ちになれる素晴らしい小説」「読み進める度に様々な感情が駆け抜けていく。久々に心地良い作品に出会えました」と好評の声があがっている。

 本作は小説「わが家は祇園(まち)の拝み屋さん」シリーズや「京都寺町三条のホームズ」シリーズなど、数多くの人気作を手掛けてきた望月麻衣の最新作。物語は都内の大学院生・久瀬学のもとに現れた5歳の少年・タケルを中心に展開されていく。

 タケルは、久瀬がかつて三角関係のもつれから疎遠になっていた親友から預けられた子どもだ。その親友は「この子の命を狙われているんだ。どうか匿ってほしい」と告げ、ほぼ強引にタケルを託して消えてしまった。結局久瀬はタケルと同居することになり、その時から大きな運命の歯車が回り出す――。

 発売から数日で早くも重版がかかったようで、ネット上でも、「めちゃくちゃ心に響きました。望月先生の小説はたくさん読んでるけど、今回の作品は上位に食い込んでくる面白さだね」「一冊でキレイに完結するお手軽さも良いね! 終わり方も絶妙だったと思う」「タケルくんが可愛い。正直ラストは良かったような切ないような…。良い意味で記憶に刻まれる物語だった」「望月先生の作品は京都が舞台になることが多いけど、今回は出雲! 読んでたらめちゃくちゃ出雲に行きたくなってきたよ(笑)」など様々な感想があがっている。

 ちなみに著者の望月曰く、本作は『新月』という初期に書いていた作品を原型に作られたそう。公式ブログには、「原型の『新月』という作品は、京都ホームズや拝み屋さんのずっと前に書いたもので、私にとって思い入れが強く、特に拝み屋さんなどはこの作品の世界観の下地があったからこそ書けた、原点回帰のような作品です」「元号が変わった令和第1作目に、自分の原点ともいえる作品を刊行できることを本当に嬉しく思います」と喜びのコメントを寄せていた。

 興味のある人は、ぜひ手に取ってチェックしてみよう。