作家が自分の描きたいものを描ける時代のために―― 「コルクインディーズ」に注目!

文芸・カルチャー

2019/8/7

コルク公式ページより

『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』などの傑作を手がけた編集者・佐渡島庸平さんが代表をつとめる、作家のエージェント会社「コルク」。設立以来、クリエイターの可能性をアップデートし続けているコルクが、この夏新たに、出版界の常識を揺るがすようなレーベルを立ち上げた。その名は「コルクインディーズ」。このレーベルに込めた思いについて、佐渡島さんはこう語る。

僕は、クリエイターにとって一番いい形は、ファンと直接繋がって、自分の描きたい作品で成功することだと思っています。ただ、現状は、そういう仕組みが、なかなか発展していない。そこで、作家が「インディペンデント」になる仕組み、ファンコミュニティを築きあげたいと思い、僕らは『コルクインディーズ』を立ち上げました。

インディペンデントになる。これは、メディアから独立して、ファンに伝えたいものを、自分の手で伝えられるようになるということです。それは、作家がファンから支えてもらうことで、自由に自分の描きたいものを描ける状態にも繋がります。コルクインディーズに所属している新人作家は、はじめからネットでファンと直に繋がります。新しいやり方でゼロからスタートする作家達です。何よりも重要なのは、僕らが支えながら、ファンコミュニティを一緒に築いていくこと。そして、ファンとともに自分の作品を世の中に届けていくことです。
(佐渡島さんのnoteより)

 作家がファンと直接つながって、一緒にコンテンツをつくっていく。「小説やマンガはすべからく、作家が創り出したものを出版社が受け取り、流通させるもの」という出版界の“当たり前”をぶち壊していく試みである。

 現在の所属作家は、まったく異なる作風を備えたこの6名。

数年後には、「コルクインディーズの作家たちはすごい!」と世間から言われる状態になります。僕は、そこに人生を賭けている。その時に、皆さんが、「この作家たちが、まだ何者でもない頃から、私は知っているんだよ」と、誇らしく思えるよう、僕らは楽しみながら、努力をしていきます。是非、『コルクインディーズ』の活動に注目してもらえたら嬉しいです。(佐渡島さん)

 8月にリリースされる2つの電子書籍を皮切りに、これから新たな試みを仕掛けていく「コルクインディーズ」。コンテンツ界において、巨大なパラダイムチェンジが起こっている今、新時代幕開けの証人として、彼らの活躍を追いかけたい。

*最新情報は公式HPとツイッターで発信中!
コルクインディーズ https://indies.corkagency.com/
Twitter https://twitter.com/corkIndies