「このミス」ドラマシリーズ第4弾「連続殺人鬼カエル男」の主演が工藤阿須加に決定!

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公開日:2019/10/2

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『連続殺人鬼カエル男』(中山七里/宝島社)

 中山七里原作のドラマ「連続殺人鬼カエル男」の主演が工藤阿須加に決定したことが明らかに。謎の殺人鬼を追い詰める若手刑事を演じるとあって、「あの強烈な物語をどう演じてくれるのか楽しみ」と注目を集めている。

 同作は、「このミステリーがすごい!」大賞から生まれたドラマシリーズの第4弾。動画配信サイト「U-NEXT」とカンテレがタッグを組み、全部で5作制作される予定で、これまでに山本巧次原作&佐久間由衣主演の「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」と登美丘丈原作&阿部進之介主演の「名もなき復讐者 ZEGEN」が放送されてきた。

 中山が手がける『連続殺人鬼カエル男』は、無秩序に猟奇的な殺人を繰り返す“カエル男”を描いた物語。カエル男が最初に手にかけた女性の死体は、口にフックをかけられてマンションの13階から全裸でぶら下げられた状態で発見される。死体のそばからは子どもが書いたような犯行声明文が発見され、警察の捜査が進展しないまま第2、第3の殺人に発展。町の人々を恐怖と混乱に貶めたカエル男を捕まえるため、刑事の渡瀬と古手川が捜査に乗り出した―。

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 作者の中山は『さよならドビュッシー』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家。『連続殺人鬼カエル男』は『さよならドビュッシー』と並んで最終候補にダブルエントリーされたという異例の経歴を持つ作品で、読者からは「どんでん返しに次ぐどんでん返しがたまらなく面白い」「これが『このミス』大賞でも異論はなかった」「深い闇を巧みに描き出す表現力に脱帽」と絶賛の声が後を絶たない。

 工藤が演じるのは、過去の傷を抱えながら刑事として奮闘する古手川。工藤は同作について「物語が持つエネルギーが凄く、数々の事件に世間がパニックに陥っていくスピーディな展開、繰り返されるどんでん返しに圧倒されました」と語りながら、「全身全霊で古手川という刑事の人生を表現したいと思っています」と意気込みを明かしている。

 ドラマの放送は、2020年1月から。2019年10月からは第3弾にあたる七尾与史原作・小関裕太主演の「死亡フラグが立ちました!」がスタートするので、こちらもチェックしておこう。

■ドラマ「連続殺人鬼カエル男」
放送:2020年1月より放送・配信開始予定/カンテレ 毎週木曜日24時25分~24時55分
※U-NEXTでは毎週金曜夜10時に配信
原作:中山七里
監督:熊澤尚人
出演:工藤阿須加、佐藤二朗 ほか
「このミス」大賞ドラマシリーズ公式サイト:https://www.ktv.jp/konomys