「“ありがとうございます!”と思ってる自分がいる」 ドラマ「恋はつづくよどこまでも」第3話、佐藤健の「バカ」に歓喜の声

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公開日:2020/2/3

『恋はつづくよどこまでも』7巻(円城寺マキ/小学館)

 2020年1月28日(火)に放送された、ドラマ「恋はつづくよどこまでも」第3話。佐藤健演じるドS医師・天堂浬はことあるごとにヒロインを「バカ」と罵るのだが、バリエーションの豊富さが「次はどんなパターンか楽しみになってきた」と話題になっている。

 新人看護師・佐倉七瀬(上白石萌音)は、5年間片思いし続けた天堂を追って日浦総合病院へ就職。天堂は“魔王”と呼ばれるほど冷酷でストイックな性格だったが、七瀬は彼に認められるためにも一人前の看護師を目指そうと決意した。しかしやる気が空回って失敗することも多く、小児科の患者・杏里(住田萌乃)を診察室に連れていくときも部屋を間違えて平謝り。天堂は杏里と笑顔で会話をしながら、七瀬にメモ書きで「バカ!!」と伝える。

 その後七瀬は入院患者・巣鴨学(岡部たかし)からの呼び出しに応じ、病院食の食べ合わせが悪いというクレームに対応。巣鴨は必要な治療をすべて終えた状態だが、1つだけ改善されない数値があり退院が先延ばしになっていた。巣鴨の苛立ちを感じた七瀬は、天堂と一緒に看護記録をチェック。眉をひそめる天堂を見て、「経過観察を続けて、私が巣鴨さんの謎を解き明かして見せます!」と宣言する。

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 しかしその直後、巣鴨の看護記録とほかの患者の記録が入れ替わっていることが発覚。七瀬は天堂の鋭い眼差しに気づき、「その顔はバカって怒る5秒前…」と後ずさりを始めた。すっかり呆れた表情の天堂は、「5、4、3、2、1… バカ!」とカウントダウンつきで罵倒。釣られてカウントしていた七瀬も、「すみませんでした!」と即座に頭を下げる。

 すっかり恒例になってしまった天堂からの「バカ」に、視聴者からは「あの手この手で伝えてくるからもはや愛を感じる」「一緒にカウントダウンとか仲良しじゃん…!」「心のどこかで“ありがとうございます!”と思ってる自分がいる」と歓喜の声が続出。ご褒美シーンとして見ている人が多いようだ。

 ほかの看護師に比べればまだまだ未熟な七瀬だが、誰よりも丁寧な看護記録で患者を救うことも。天堂の愛ある罵倒が彼女を成長させているのかもしれない。

■ドラマ「恋はつづくよどこまでも」
原作:円城寺マキ
脚本:金子ありさ
出演:上白石萌音佐藤健 ほか
公式サイト